愛知県ハンドボール協会設立60周年記念事業
〈平成18年度 第58回全日本総合ハンドボール選手権大会〉

平成18年12月20日(水)〜24日(日)
愛知県体育館・枇杷島スポーツセンター

試合結果  男子・勝ち上がり表  女子・勝ち上がり表


試合結果

1日目(12/20)2日目(12/21)3日目(12/22)4日目(12/23),5日目(12/24)

5日目(12/24)

  速報掲示板

  ・女子決勝

   オムロン 33 (15- 8, 18-15) 23 ソニーセミコンダクタ九州 ランニングスコア  戦評
  (オムロンは2年連続10回目の優勝)

  ・男子決勝
   
   大同特殊鋼  39 (20-13, 19-21) 34 大崎電気        ランニングスコア  戦評
  (大同特殊鋼は5年ぶり11回目の優勝)

 ・表彰

   男子
 
    最優秀監督 カン・ジェオン(大同特殊鋼)
    最優秀選手 高木 尚(大同特殊鋼)

   女子
    最優秀監督 ファン・キョンヨン(オムロン)
    最優秀選手 佐久川 ひとみ(オムロン)


4日目(12/23)

  速報掲示板

  ・女子準決勝

   オムロン 21 (12-12,  9- 8) 20  北國銀行              戦評
   ソニーセミコンダクタ九州 34 (15-13, 19-13) 26  広島メイプルレッズ 戦評

  ・男子準決勝(愛知県体育館)

   大同特殊鋼  35 (16-10, 19-18) 28  トヨタ紡織九州  戦評
   大崎電気  41 (21-15, 20-16) 31 トヨタ車体    戦評


3日目(12/22)

  ・男子準々決勝(愛知県体育館)

   大同特殊鋼     36 (20-14, 16-16) 30  日本体育大学
   トヨタ紡織九州  29 (12-12, 17- 8) 20  ホンダ
   トヨタ車体      37 (12-14, 25-16) 30  湧永製薬
   大崎電気        29 (16-12, 13-11) 23  ホンダ熊本

  ・女子準々決勝(枇杷島スポーツセンター)

   オムロン  42 (22- 6, 20- 7) 13 シャトレーゼハンドボールクラブ
   北國銀行  29 (15-17, 14-10) 27 東京女子体育大学
   ソニーセミコンダクタ九州 38 (18-12, 20-11) 23 MIE violet' IRIS
   広島メイプルレッズ    32 (19- 9, 13-13) 22 筑波大学


2日目(12/21)

  ・男子2回戦

   日本体育大学 36 (15-14, 15-16) 32 北陸電力
                       (2-1 延長 4-1)
   ホンダ     31 (12-14, 19-14) 28 大阪体育大学
   トヨタ車体   36 (19- 8, 17- 9) 17 早稲田大学
   ホンダ熊本  32 (13- 8, 19-12) 20 HC岡山
  
  ・女子1回戦

   シャトレーゼハンドボールクラブ 31 (14- 9, 17- 5) 14 茨城大学
   東京女子体育大学 28 (12-16, 16- 8) 24 HC名古屋
   MIE violet' IRIS 28 (15-10, 13-11) 21 HC岡山
   筑波大学     22 (11-12, 11- 8) 20 香川銀行T.H.


1日目(12/20)

  ・男子1回戦

   日本体育大学 34 (16- 5, 18-16) 21 豊田合成
 
   大阪体育大学 27 (15- 8, 12-15) 23 大同クラブ

   早稲田大学  46 (23-14, 23-15) 29 HC秋田

   HC岡山   30 (11- 9, 19-15) 24 日本大学



男子・勝ち上がり表

    

女子・勝ち上がり表


戦評

5日目(12/24)

  ・女子決勝

   オムロン 33 (15- 8, 18-15) 23 ソニーセミコンダクタ九州
  (オムロンは2年連続10回目の優勝)

  オムロンのスローインで試合が開始された。前半17分まで6−6とロースコアの展開となる。オムロ
 ンは攻撃の起点となるソニー2番郭、5番田中を封じ、ディフェンスから流れをつかみ始め、15分過ぎ
 からは11番洪のロング、8番佐久川の速攻を含む5連続得点で一気に点差を広げる。
  一方、ソニーは3番長野、10番出雲の退場などが響き、前半は15−8で終了する。

  後半、立ち上がり、ソニーはオムロン11番洪にマンツーをつけ反撃にかかるが、連続ミスでますます
 点差を広げられ苦しい展開となる。オムロンは後半5人の退場者を出し、15分過ぎにCP4人になるピ
 ンチを迎えるが、18番東濱のシュートを始め要所要所で得点を重ね、33−23で勝利を収めた。


  ・男子決勝
   
   大同特殊鋼  39 (20-13, 19-21) 34 大崎電気
  (大同特殊鋼は5年ぶり11回目の優勝)

  連覇を狙う昨年度王者・大崎 対 地元愛知でリベンジに燃える大同と昨年と同一カードで行われた決勝
 戦は予想通り序盤から接戦の様相を見せた。前半8分で大崎は3枚目のイエローカードを使う。激しいゲ
 ーム展開が予想される中で、大同は着実に得点を積み重ねていく。

  対して、大崎は大同のプレスDFに、宮崎、中川を中心にチャンスを作るもGK高木の好セーブに阻ま
 れて前半を20−13の7点差で終えた。

  少しでも点差を縮めたい大崎は、後半立ち上がり宮崎が連続得点をあげるものの、大同は白が追撃を許
 さず両チームとも一進一退の攻防が続く。大崎は残り9分、白、季にマンツーマンDFを試みるも、大同
 は終始、冷静にゲームを進め最後は5点差で逃げ切った。

  地元愛知の聖なる夜に、フェニックスが大きく舞った。


4日目(12/23) ・女子準決勝 オムロン 21 (12-12, 9- 8) 20 北國銀行    オムロンのスローオフで始まったこの試合。先取点はオムロン8番佐久川のサイドシュート。   北國は立ち上がりからミスが目立つ。一方、オムロンは4番許のポストシュートなどで確実に加点した。   北國は前半中盤からペースを取り戻し、GK田代の好セーブにも助けられ、20分に10−9と逆転に   成功。その後は互角の展開となり、12−12の同点で前半を終了した。    後半も一進一退の攻防が続く。ゲーム終盤の25分で18−18の同点。そこからオムロンが2連取   するものの、北國も食い下がり、29分に20−20と再び同点。しかし、終了間際の7MTをオムロ   ン8番佐久川が冷静に決め、21−20で熱戦に終止符が打たれた。 ソニーセミコンダクタ九州 34 (15-13, 19-13) 26 広島メイプルレッズ    ソニーのスローオフで試合開始。ソニーが長野のロングで先制すると、メイプルも菅野のロング、大前   のカットイン、土屋のポストで3連取。ソニーも田中、郭と連取して3−3。互角の展開となる。    メイプルのミスを速攻につなげ、ソニーは7−5とリードするが、逆にミスが続き、メイプルが8−7   と逆転。1点を争う攻防が続く中、最後にソニーが2点をリードして前半終了。    後半に入ると、ソニーが一気にスパート。15−13から21−14までリードを広げる。互いに得点   できない時間を経て、さらに23−17から4連取で27−17。10点差として、勝負を決める。    バランス良く得点したソニーに対し、メイプルはノーマークシュート、ラストパスのミスが多く、苦戦   した。 ・男子準決勝 大同特殊鋼 35 (16-10, 19-18) 28 トヨタ紡織九州    紡織のスローオフ、ゆっくりとした立ち上がりの中、大同は20番しろの2連取等で流れをつかんだ。   紡織は2番中畠のシュートで10分過ぎ、4−5の1点差に追いつくが、紡織の1−2−3DFに対し、   大同のクロス攻撃が有効に決まり、13番季のロング、17番山本のシュート等で得点を重ねる。   一方、紡織は20番藤山のロングシュートで反撃するものの、大同GK高木の好セーブにより、リズムを   つかむことができず、16−10で前半を終了した。    後半は紡織が大同20番白にマンツーをつけ、一進一退の息詰まる展開となった。   紡織は後半から出場の22番泉原の連続得点、20番藤山、7番呉のシュートで残り5分で   5点差まで追いついていくが、前半の点差が大きく響き、スピードと高さに勝る大同特殊鋼が勝利を収めた。 大崎電気  41 (21-15, 20-16) 31 トヨタ車体    湧永に勝って勢いに乗るトヨタ車体が立ち上がり香川の速攻で先制。北出、門山と連続ロングシュートも   決まり好調な滑り出しで3連取。一方、ディフェンディング・チャンピオンの大崎は宮崎のGKのタイミン   グを狂わせるチェンジアップシュートを皮切りに猪妻、豊田、佐藤、永島と5連続得点で反撃。    開始11分に北出のロングシュートとカットインで車体は同点に追いつき、その後は一進一退の展開に。   試合が動いたのは残り7分。車体、北出、長谷川の退場時に速攻や7MTで大崎は4連続得点の猛攻で前半   を21−15とする。    後半に入っても、大崎の勢いは止まらず、車体木下がファインセーブを見せるが、大崎が着実に加点。   残り10分、11点差を広げられたところで車体はチームタイムアウトを要求。巻き返しを図り、最後まで食   い下がるが、中盤に開いた差を縮めることはできなかった。

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