<第2回世界女子ユース選手権大会・試合結果>

開催期日  2008年7月11日(金)〜7月20日(日)

開 催 国  スロヴァキア・ブラティスラバ


   7/11(金) , 7/12(土) , 7/13(日) , 7/15(火)
   , 7/16(水), 7/18(金) , 7/19(土), 7/20(日) 予選ラウンド星取表 , 本戦ラウンド星取表 , 下位順位決定ラウンド星取表

第10日目(7月20日(日)

  ・決 勝

     ロシア   27 (12-16, 15- 6) 22  セルビア

 ・3位決定戦

    デンマーク 24 (12-10, 12-11) 21  フランス

 ・5−6位決定戦

   スペイン   31 (12-15, 19-13) 28  韓 国


第9日目(7月19日(土)  ・7−8位決定戦    スロバキア  27 (12- 9, 15- 9) 18 アンゴラ  ・9−10位決定戦    オランダ   31 (18-12, 13-14) 26 ブラジル  ・11−12位決定戦    アルゼンチン 39 (16-20, 23-13) 33 チュニジア  ・13−14位決定戦    日 本 44 (22-13, 22- 9) 22 プエルトリコ 日本は13位で今大会を終了。 <戦 評>  ・15−16位決定戦     香 港 34 (16- 6, 18-12) 18 カタール
第8日目(7月18日(金)  準決勝   ロシア  28 (13-12, 15-13) 25 フランス   セルビア 28 (15- 5, 13-12) 17 デンマーク
第6日目(7月16日(水)  本戦ラウンド 1組     デンマーク  25 (14- 6, 11-11) 17 スロバキア (2勝1敗)            (3敗)   ロシア    29 (12-12, 17-13) 25 韓 国  (3勝)              (1勝2敗)  本戦ラウンド 2組   スペイン   26 (11-10, 15-10) 20 アンゴラ  (1勝2敗)            (3敗)   セルビア   31 (14- 9, 17-11) 20 フランス  (3勝)              (2勝1敗)  下位順位決定ラウンド 1組   プエルトリコ 46 (30- 6, 16- 3) 9 カタール  (1勝2敗)            (3敗)   オランダ   41 (22-13, 19-14) 27 チュニジア  (3勝)              (2勝1敗)  下位順位決定ラウンド 2組   日 本  38 (20- 4, 18- 6) 10 香 港 (1勝2敗) (3敗)    日本は7月19日の13-14位決定戦へ <戦 評>   ブラジル   31 (17- 8, 14-11) 19 アルゼンチン  (3勝)              (2勝1敗)
第5日目(7月15日(火) 本戦ラウンド 1組  ロシア    23 ( 8-11, 15- 9) 20 スロバキア  (2勝) (2敗)   デンマーク  30 (16-11, 14-15) 26 韓 国 (1勝1敗) (1勝1敗) 本戦ラウンド 2組  セルビア  32 (14-12, 18- 9) 21 アンゴラ (2勝) (2敗)   フランス  17 (10- 3, 7-11) 14 スペイン (2勝) (2敗) 下位順位決定ラウンド 1組     オランダ  53 (25- 3, 28- 3) 6 カタール (2勝) (2敗)   チュニジア  30 (15-10, 15-16) 26 プエルトリコ (2勝) (2敗) 下位順位決定ラウンド 2組  アルゼンチン 42 (22- 3, 20- 7) 10 香 港 (2勝) (2敗)   ブラジル   31 (16-10, 15-14) 24 日 本 (2勝) (2敗)
第3日目(7月13日(日)  予選ラウンド   グループA      ロシア  33 (17-11, 16-12) 23 オランダ   (3勝) (1勝2敗)    デンマーク  48 (20-13, 28- 4) 17 プエルトリコ   (2勝1敗) (3敗) グループB    韓 国  33 (23- 9, 10- 8) 17 スロバキア   (3勝)              (2勝1敗)    チュニジア 55 (25- 5, 30- 7) 12 カタール   (1勝2敗)            (3敗)     グループC    スペイン  23 (11- 8, 12-11) 19 日 本 (2勝1敗) (3敗)    日本は予選リーグをグループC4位で終了し、下位(9位〜16位)順位決定リーグへ <戦 評>    セルビア  26 (15-11, 11-11) 22 アルゼンチン (3勝)     (1勝2敗)   グループD        フランス  35 (15- 9, 20-11) 20 ブラジル (3勝) (1勝2敗)     アンゴラ  27 (11- 5, 16- 4) 9 香港 (2勝1敗) (3敗)
第2日目(7月12日(土) 予選ラウンド   グループA    デンマーク  28 (14-14, 14- 9) 23 オランダ (1勝1敗) (1勝1敗) ロシア  44 (14-13, 30- 6) 19 プエルトリコ (2勝) (2敗)   グループB スロバキア  56 (25- 3, 31- 4) 7 カタール (2勝) (2敗) 韓 国   46 (26-12, 20-18) 30 チュニジア (2勝) (2敗)   グループC スペイン 28 (14-10, 14-10) 20 アルゼンチン (1勝1敗) (1勝1敗) セルビア  34 (17-12, 17-11) 23 日 本 (2勝) (2敗) <戦 評>   グループD フランス 48 (23- 1, 25- 2) 3 香港 (2勝) (2敗) アンゴラ  26 ( 9- 9, 17-14) 23 ブラジル (1勝1敗) (1勝1敗)
第1日目(7月11日(金) 予選ラウンド   グループA    オランダ   35 (19- 8, 16- 9) 17 プエルトリコ    ロシア   33 (17-12, 16-14) 26 デンマーク   グループB    スロバキア  32 (16-13, 16-10) 23 チュニジア    韓 国  57 (26- 5, 31- 9) 14 カタール   グループC    セルビア   23 (12-14, 11- 8) 22 スペイン    アルゼンチン 30 (14-15, 16-11) 26 日 本 <戦 評>   グループD    フランス  27 (12- 6, 15- 5) 11 アンゴラ    ブラジル  43 (20- 2, 23- 5) 7 香 港

 

戦 評

7月19日(土) 6戦目 13−14位決定戦
  日  本 44 (22-13, 22- 9) 22  プエルトリコ
         日本は13位で今大会を終了。

    大会9日目、13−14位決定戦の相手は、南米プエルトリコ。
    攻撃的な性格と並はずれたスピードを信条とするチームを波に乗らせず先
    手必勝を合い言葉にコートへ。

    開始30秒、強気の翁長が豪快なロングを決め、先取点。このゲームの好
    調を予感させるかの一本。リズム良くDFを固め松尾、飯田が走る。しか
    し、小さなエースCeballosのカットインや左腕Fineroaのロングで加点さ
    れ、15分9−6と失点が多い。

    この場面にGK佐々木が好セーブを見せ、またもや飯田、松尾、松村らが
    続き、21分15−10とする。その後、交代した鬼澤の3連取、辰谷カ
    ットイン、加須屋1:1で得点を重ね、22−13で前半を折り返す。

    後半スタートの50秒に飯田、2分に翁長が決めるが、プエルトリコのス
    ピードに押され、Escobarに7mを2本決められる。直ぐに立て直し、松
    村、川俣が得点。交代した網谷が好セーブを見せ、ポスト陣野、速攻で川
    井も存在感を見せる。

    最後は原が、速攻で決め44−22でゲームセット。今大会最高得点を上
    げ、日本、本来の「守って速攻」で大勝し、13位で大会を終えた。
    ベストプレーヤー賞に翁長。多くの課題を残すも、世界の壁に果敢に挑戦
    した選手達を讃えたい。                          
    

   <日本の出場選手及び個人得点>
        GK佐々木,川井(1得点),飯田(6得点),加須屋(4得点)
      ,翁長(4得点),松尾(6得点),辰谷(4得点),原(2得点)
      ,松村(8得点),安部,陣野(1得点),GK網谷,鬼澤(4得点)
      ,川俣(4得点)


                              (繁田順子)


7月16日(水) 5戦目 下位順位決定ラウンド 2組   日 本  38 (20- 4, 18- 6) 10 香 港 (1勝2敗) (3敗)   下位リーグ2戦目は、同じアジア代表の中国香港。格下の相手ではあるが、   次につながるゲームをと気を引き締めて臨む。   開始より、GK佐々木の安定したキーピングから松尾、飯田、原と速攻が   よく決まり、15分9−1としたところで、メンバーチェンジ。上級生を   温存し、若手でチャレンジ。早々鬼澤が右サイドから飛び込めば、負けじ   と松村も左サイドで決める。陣野や安倍も思い切りのよりプレーで次々と   得点を重ね20−4で折り返す。   後半に入っても攻撃の手を緩めず。久しぶりに左45度にあがった原が   生き生きとしたプレーを見せ、立て続けにロングを決める。   10分には交替した翁長、川井、辰谷、川俣が切れのあるプレーを見せ、   18分には28−8と大量リードする。守っても落ち着きを取り戻した網   谷がアグレッシブなキーピングとスローで鬼澤、松尾へとつなぐ。   加須屋が38点目をたたき出し。38−10でゲームセット。   5戦目にして初めての勝ち星を全員得点で飾った。ベストプレーヤー賞は原。   最終戦の13-14位決定戦は7月19日(土)12時30分、対プエルト   リコ戦。   最後まで全力で戦います。    <日本の出場選手及び個人得点>     GK佐々木,川井(1得点),飯田(3得点),加須屋(4得点)    ,翁長(1得点),松尾(6得点),辰谷(1得点),原(8得点)    ,松村(4得点),安部(3得点),陣野(1得点),GK網谷    ,鬼澤(3得点),川俣(3得点)                               (繁田順子)
7月13日(日) 3戦目 予選ラウンド Cグループ  スペイン  23 (11- 8, 12-11) 19 日 本 (2勝1敗) (3敗)   予選リーグ3戦目の相手は今大会最長身者Chavez(192cm、77kg)、   Palmer(190cm、63kg)を揃えるスペイン。開始30秒、川俣のカッ   トインを飯田につなぎ先取点。   しかし、すぐさま左腕Gasullaに右サイドから決められる。アグレッシブなDF   が機能し、飯田、川俣と速攻で加点。しかし、相手の5−1DFに対応できず、   連続失点し、17分6−8とリードされたところで、タイムアウト。      直後、翁長が走り7−8.相手1人退場の絶好のチャンスを生かし切れず、   逆に2失点し、8−11で折り返す。大事なところで強気になれないチームに   叱咤激励。   後半、GK佐々木の好セーブからDFも機能し、翁長、原が決め連続4得点で   15−17と2点差に詰め寄ったのが13分。その後も好調GK佐々木のキー   ピングで危ない場面をしのぐ。安部、退場の不利な時にも飯田が意地の右サイ   ドを決め、16−17、1点差とする。   しかし、スペイン186cm、左腕Manautに2連続決められる。この場面も佐   々木の好セーブに助けられ、原、翁長がよく走り20分、19−19とスペイ   ンをとらえた。   勝負どころラスト10分。攻撃のイージーミスや集中力が持続せず、連続4失   点し、19−23でゲームセット。決定打の弱さが露呈し、勝ちゲームをもの   にできなかった不本意なゲームであった。    <日本の出場選手及び個人得点>     GK佐々木,川井,飯田(5得点),加須屋(1得点),翁長(5得点)    ,松尾(1得点),辰谷(2得点),原(3得点),安部,陣野,GK網谷     ,鬼澤,川俣(2得点)                               (繁田順子)
7月12日(土) 2戦目 予選ラウンド Cグループ セルビア  34 (17-12, 17-11) 23 日 本 (2勝) (2敗)   昨日、1点差でスペインに逆転勝ちしたセルビアをリズムに乗らせないよう、   DFでのアタックを確認し臨む。開始1分、加須屋1:1で先取。DFも翁長、   原が全力でアタックをかけ全員で守る。2点目も辰谷が自信を持って7mを決   める。7分まで4−2とリードするが、巨体シビジック(185cm、90k   g)の速攻とポストで一気に5失点し、4−7とリードされる。   1点が欲しい日本はフォーメーションを仕掛けるが、ゴールポストが遠く16   分5−12と苦しい展開になる。DFを立て直すことに集中!のベンチの指示   に安部も全身で守り、原、川俣の速攻へつなぎ、12−7で折り返す。   後半に入るとポストシビジックの重さがずっしりと乗りかかる。   必死で踏ん張るが、今度は交替した左腕Zivkovic(180cm、60kg)に   上から打ち込まれ、10分過ぎに15−22。    相手ポストが退場の間に松尾、加須屋の1:1で加点し、この日絶好調の川俣   がGK足元に打ち込み20分で19−28。   コートに戻ったシビジックに次々と決められるが、終盤、捨て身のDFでリズ   ムをつかみ、翁長、川俣の速攻で加点。検討するものの23−34でゲームセ   ット。体格差をまざまざと見せつけられたゲームだった。   なお、今大会、各ゲーム毎に贈られるベストプレーヤー賞は、アルゼンチン戦   が飯田、今日は加須屋だった。    <日本の出場選手及び個人得点>     GK佐々木,川井,飯田(1得点),加須屋(5得点),翁長(2得点)    ,松尾(3得点),辰谷(2得点),原(2得点),松村(2得点)    ,安部,陣野,GK網谷,鬼澤,川俣(6得点)                                (繁田順子)
7月11日(金) 1戦目 予選ラウンド Cグループ  アルゼンチン 30 (14-15, 16-11) 26 日 本 (1勝)              (1敗)  「ユースハンドボーラー世界への挑戦」   予選リーグ初戦は南米代表アルゼンチン。   現地入りして調子を上げているとの情報に引き締めて試合に臨む。   開始30秒、加須屋が技ありの右サイドで先取。1分後、飯田が同じく右サイ   ドで連取するが、高さのあるポストと速攻で3連取される。   しかし、この日、好調の飯田と松村の両サイドが良く走り、連続4得点で10   −7とリードしたところで、相手ベンチがタイムアウト。   これで息を副返したアルゼンチンは左腕エース9番Mendoza(170cm)と10番   Crivelli(175cm)の2人が6連続得点。逆に、3点リードされ追いかけ   る日本。   ここで、GK佐々木の好セーブに助けられ、良く我慢し、24分過ぎから加須   屋が1対1,翁長ディスタンス、松村速攻、飯田2連取と5得点し、15−1   4で折り返す。   後半スタートは、松尾がフェイントから得点するが、その後、イージーミスが   続き得点につながらず、流れが相手に。   また、5−1DFを攻めあぐね、立て続けに逆速攻で連取され、1分に17−   19と2点リードされる。   このまま離されず、終盤に逆転とのベンチの指示も届かずエースの9番に打ち   込まれ、逆に3点差、4点差と広げられ、ゲームセット。   7mスロー3本を外す等、イージーミスが命取りとなり、流れに乗り切れず、   残念な結果となった。    <日本の出場選手及び個人得点>     GK佐々木,川井(1得点),飯田(6得点),加須屋(2得点)    ,翁長(4得点),松尾(3得点),辰谷,原(2得点),松村(6得点)    ,安部,陣野,GK網谷,鬼澤(1得点),川俣(1得点)                                (繁田順子)

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