≪ 北京オリンピックIHF世界最終予選(男子) 試合結果 ≫



試合結果   第1日(5/30(金))  第2日(5/31(土))  第3日(6/1(日))


星取り表   1グループ  2グループ  3グループ


   
   ◆ 第3日(6月1日(日))

    < 1グループ >

アイスランド 29 (13-13, 16-12) 25 スウェーデン
(2勝1敗) (1勝1分1敗)
  
ポーランド 28 (13-11, 15-15) 26 アルゼンチン
(2勝1分) (3敗)

       *1位;ポーランド、2位;アイスランドが北京オリンピック出場権獲得



    < 2グループ >

スペイン 29 (16-14, 13-14) 28 チュニジア
(2勝1敗) (1分2敗)
 
フランス   28 (13-15, 15- 8) 23   ノルウェー
(3勝) (1分2敗)

        *1位;フランス、2位;スペインが北京オリンピック出場権獲得



    < 3グループ >

ロシア   44 (19-13, 25-18) 31   日 本
(2勝1敗) (1勝2敗)
日本、3グループ3位。北京オリンピック出場権、獲得ならず。

【戦評】
1勝1敗でむかえたロシアとの最終戦、日本はスタートから積極的に走り、仕掛けていく。開始1分、富田のポストシュートで先取点。すぐに高智が続いて2連取と幸先良く滑り出す。ロシアも5分過ぎから世界屈指の高さを使った攻撃で反撃開始。10分までは互角に渡り合うが、ロシアに退場が出た後にリズムを崩し5連続失点してしまう。その後も、ポストの高さを活かしてボールを集める展開を守りきれず、13−19で前半を終える。
後半走りでなんとか挽回したいところだが、要所でポストへのパスを通されてしまう。それでも、末松や富田の速攻でくいさがるが、今まで確率の悪かったロシアのバックプレーヤー陣のロングシュートが唸りを上げて日本ゴールへ突き刺さる。大事な場面で連続得点をしてくるロシアがじりじりと、点差を広げていく。最後まで全員で走り回った日本であるが、31−44でオリンピック出場権を獲得する事は出来なかった。

【得点者】
 豊田7, 末松・富田・古家4, 宮ア3,
 永島・岸川・高智2, 武田・猪妻・門山1 
クロアチア   37 (14-13, 23-13) 26   アルジェリア
(3勝) (3敗)

        *1位;クロアチア、2位;ロシアが北京オリンピック出場権獲得



   
   ◆ 第2日(5月31日(土))

    < 1グループ >

スウェーデン 33 (17- 7, 16-14) 21 アルゼンチン
(1勝1分) (2敗)
 
ポーランド   34 (15-12, 19-16) 28   アイスランド
(1勝1分) (1勝1敗)



    < 2グループ >

フランス 28 (16-13, 12-11) 24 スペイン
(2勝) (1勝1敗)
 
チュニジア   30 (18-17, 12-13) 30   ノルウェー
(1分1敗) (1分1敗)



    < 3グループ >

日 本   38 (20-14, 18-13) 27   アルジェリア
(1勝1敗) (2敗)
【戦評】
第2戦はオリンピック出場に王手をかけるためには負けられない相手。スタートから日本のミスに乗じて先制点を取る。古家が意地で取り返すと、お互いに7mスローで追加点をあげる。10分辺りからエンジンがかかり始め、速攻や力強い突破でアルジェリアDFをこじ開けていく。15分過ぎには11-6と5点リードするが、アルジェリアも負けじとクイックスタートでうまくファウルを誘って7mスローで追い上げる。その後、松村のセーブから豊田の速攻が続き、再び5点差となり、前半残り1秒、高智のミドルシュートが決まり、20-14でハーフタイムを迎えた。
後半立ち上がり、キャプテン永島のポストシュート連続得点で一気にペースをアップする。15分過ぎには30-16と完全に試合を決定つける。残り時間、退場者が出て連続失点する場面もあったが、38-27で勝利し、オリンピックに王手をかけた。

【得点者】
 末松8, 豊田・高智6, 宮ア4, 永島・岸川・古家・門山3,
 富田・猪妻1 
クロアチア   26 (15-12, 11-12) 24   ロシア
(2勝) (1勝1敗)



   
   ◆ 第1日(5月30日(金))

    < 1グループ >

アイスランド 36 (19-13, 17-14) 27 アルゼンチン
(1勝) (1敗)
 
ポーランド   22 (10-10, 12-12) 22   スウェーデン
(1分) (1分)



    < 2グループ >

フランス 34 (15- 8, 19-17) 25 チュニジア
(1勝) (1敗)
 
スペイン   33 (18-17, 15-14) 31   ノルウェー
(1勝) (1敗)



    < 3グループ >

ロシア 39 (19- 5, 20- 7) 12 アルジェリア
(1勝) (1敗)
 
クロアチア   37 (19-11, 18-11) 22   日 本
(1勝) (1敗)
【戦評】
北京オリンピック出場権をかけた最後のチャレンジ。8,000人収容の体育館は地元クロアチアの応援で満員状態。コート内でお互いの声が聞こえないくらいの歓声の中、クロアチアのスローオフでゲームスタート。
序盤はお互いDFの状態を探りながら、日本は宮ア、クロアチアはポストを使った攻撃で5分まで3−3、日本は速い展開でボールを運ぼうとするが細かいミスが出始める。このミスを確実に加点され、じりじりとリードを広げられる。武田や宮アのミドルで追い上げをはかるが、日本DF陣の中で制空権を発揮する相手に上手くポストやサイドへボールをつながれ前半を11−19で終える。
後半に疲れの出てくる相手に対して速攻をたたみかけたい日本であるが、シュートまで結びつかない。流れを変えようと岸川、海道を投入するが、逆にミスから連続で失点してしまう。終始ペースをつかめないまま22−37でタイムアップ。世界トップのチームを追いつめることは出来なかったが、明日のアルジェリア戦で王手を狙う。

【得点者】
 宮ア7, 末松・門山3, 豊田・富田・武田・永島2, 高智1



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