≪ 2010年男子ユースオリンピックアジア予選 ≫


  

< 戦 評 >   7/4(土) , 7/6(月) , 7/8(水) , 

            7/11(土) , 7/13(月)





◆7/13(月)  決 勝
  日 本   33 (11-24, 22-22) 46   韓 国
(A組1位) (B組1位)
【戦評】 
韓国に敗れ、日本・2位。
開始20秒、日本は元木のインターセプトからの速攻、45秒に谷之木の1:1からのカットインで2−0とリードする。しかし韓国は固いディフェンスからの速攻、セットでは力強い1:1からのカットインで加点し、15分で5−16と韓国に大きくリードされる。その後、日本は堤のロングシュート、元木のロングシュートなどで応戦するが、11−24と大きくリードをされて前半を終える。
後半に入っても韓国のディフェンスをなかなか崩すことができない。韓国は切り替えの早い速攻でリードを維持する。日本も鈴木、杉本の両サイドで粘るも、点差は縮まらず33−46で試合終了となった。

【得点者】
元木9,久保8,杉本5,堤4,谷之木・鈴木3,玉城1







◆7/11(土)  準決勝
  日 本   33 (16-16, 12-12) 31
( 3-1 延 2-2 )
  サウジアラビア
(A組1位) (B組2位)
【戦評】
日本、延長の末、サウジアラビアに勝利し決勝進出!
日本は高いラインの3−2−1ディフェンス、サウジアラビアは6−0ディフェンスで試合開始。日本は元木のインターセプトからの速攻や堤のサイドシュート、鈴木のサイドシュート等で加点するが、サウジアラビアの徹底したダブルポストの攻撃を守りきれず20分、10−16とリードされる。しかし日本は元木の4点を含む6連取で16−16で前半を折り返す。
後半もサウジアラビアの徹底したポストプレイを守れず、常に2〜3点リードされる展開となる。しかし日本はGK加藤の好セーブの連続で苦しい時間を耐え、残り8分、久保のミドルシュートで26−25と1点リードする。その後もGK加藤の7mスロー阻止、久保の1:1で2点リードするも、サウジアラビアに粘られ延長に入る。延長に入ってもGK加藤が連続スーパーセーブ。その間に平子のポスト、元木のステップシュート等で加点。そして最後、堤のサイドシュートで、33−31で勝利を手にした。ユースアジア大会で初のファイナル進出を果たした。

【得点者】
元木9,久保7,鈴木6,堤5,玉城・平子2,上野・谷之木1






◆7/8(水)  予選リーグ(Aグループ)
  日 本   33 (19-14, 14- 8) 22   カタール
(3勝) (3敗)
【戦評】
日本、全勝でAグループ1位通過決定
開始30秒、センターからステップシュートで今大会初の先取点を許すも、日本の素早いクイックスタートで元木がミドルシュートを決め1−1とする。その後日本は谷之木のミドルシュート、堤の速攻、久保のカットイン等で着実に加点し、10分・6−3とリードする。しかしここから足が止まり、ミスからの速攻等で連続6失点、16分・6−9となり、ここでタイムアウトをとって修正を図った。タイムアウト後、落ち着きを取り戻した日本は玉城、久保、元木の速攻で一気に逆転し、前半19−14で折り返した。
後半に入っても流れを継続し、久保・平子らの速攻で4連取し、23−14として試合を決定づけた。ベンチ入りした選手が全員コートに立ち、最後は上野の2連続7mスロー、杉本のサイドシュート、GK野田の好セーブで締めくくり、予選リーグを全勝、1位通過を決めた。

【得点者】
元木7,久保6,堤・谷之木5,玉城3,上野・平子・鈴木2,杉本1




 
◆7/6(月)  予選リーグ(Aグループ)
  日 本   33 (18-15, 15-12) 27   チャイニーズタイペイ
(2勝) (1勝1敗)
【戦評】
日本は3−2−1ディフェンス、タイペイは高い3−3ディフェンスでゲームがスタート。日本は開始15秒、玉城のインターセプトからの速攻で先制。その後も元木、鈴木のミドルシュート、GK佐々木の好セーブで15分で12−4とリードする。しかしタイペイの1:1からのカットイン、日本のミスからの速攻等で追い上げられ、前半を18−15で折り返す。
後半に入ると3−3ディフェンスに対して攻めあぐむケースが多くなるが、元木の速攻やブラインドシュート等でリードを維持する。タイペイも粘り強く1:1からのスピードあるカットインで攻撃してくるが、日本・堤のコンタクトディフェンスが功を奏し、失点を最低限におさえる。残り10分、杉本、平子の連続速攻で29−21とし、さらに上野のドリブルからの突破で得点を決め、33−27で勝利を収めた。前半・佐々木、後半・加藤の両GKの好セーブがチームの流れを変えた。

【得点者】
元木12,久保6,鈴木4,堤・玉城・谷之木・平子・杉本2,上野1




 
◆7/4(土)  予選リーグ(Aグループ)
  日 本   38 (18-11, 20-16) 27   UAE
(1勝) (1敗)
【戦評】
開始30秒、久保の7mスローで先取点を取った日本は流れに乗り、堤、玉城の速攻で加点。ディフェンスでは高いラインの3−2−1ディフェンスで激しくコンタクトしUAEのミスを誘い、15分で9−4とリードする。UAEも少しずつ落ち着きをとり戻し、力強い1:1で攻めるが、日本は失点後のクイックスタートでも加点し、前半18−11と7点リードで折り返す。
後半に入ると、GK加藤の7mスローを3本止める好セーブでさらに勢いにのり、さらに鈴木のサイドシュート、元木のミドルシュート、谷之木の速攻で加点し、38−27と初戦を快勝で終えた。
UAEのバックプレイヤーは、レフトバックの選手が2m、100kgの体格で、センター・ライトバックも同様に大きな体格であった。このプレイヤーに対し、体格・フィジカルで圧倒的に劣る日本が勇気を持って果敢にコンタクトにいき、ミスを誘って試合の主導権を握った。
予選リーグ残り2試合も同様に展開できるよう臨みたい。

【得点者】
久保8,元木・谷之木6,堤・平子・鈴木5,玉城3




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