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<< 第2回アジアビーチゲームズ ビーチハンドボール競技 >>

大会期間 : 2010年12月8日(水)−16日(木)

開 催 地 : オマーン国・マスカット Al Musannah Sports City


≪ 戦 評 ≫

      12/9(木) ,  12/10(金) , 12/11(土) , 12/12(日) , 12/13(月) , 12/16(木)



◆12/16(木)

<女子>  日本  2 (14-11, 18- 8) 0  インドネシア
  アジア大会最終戦はインドネシアとの1戦。今大会初勝利を目指しチームが1つになり試合に臨んだ。1セット目は立ち上がりから積極的にゴールを狙い自分たちのリズムにもっていくことができいい流れで終える。2セット目も自分たちのゲーム運びができ5分過ぎに斉木、脇田、三澤を投入し個々がしっかりと役割を果たした。今大会1勝しかできず悔いは残るがそれぞれが貴重な経験ができた大会だった。

<得点> 10点:坂元、8点:木下、6点:望月、
        5点:沓掛、2点:脇田、1点:斎木




◆12/13(月)

<女子>  ベトナム  2 (15- 9, 11-13, 7-6) 1  日本
  中国、タイと2敗した後のベトナム戦。何としてでも1勝したい1戦。1セット目、相手GKオフェンスのパスワークから両サイドでのピルエットシュートでの失点が続く。逆に日本はシュートチャンスを作るものの、2点がとってもらえず1点を積み重ねていくが点差が埋まらず、1セット目を落とす。2セット目は、ジャンプボールのこぼれ球を斉木が拾いピルエットシュートで先制点をとる。そのプレーをきっかけに徐々にリズムにのり、2セット目をとりショットアウトへ。先攻のベトナムをGK山中がとめ、流れを作るが2本目・3本目とミスに終わり、大事な1戦を落としてしまった。

<得点> 10点:木下、9点:望月、4点:斎木、坂元、1点:沓掛
<男子>  カタール  2 (18-14, 19-18) 0  日本
  1セット目、上々の立ち上がりで互角の戦い。東江を中心に攻撃陣がカタールの高いディフェンスから得点を重ねる。しかし7分過ぎから細かいミスで連続失点。土井の得点で流れを止めるが追いつけず1セット目を落とす。2セット目、相手のディフェンスの穴を見つけ小川にボールを集める。小川がチャンスを決め続け流れを引き寄せる。ディフェンスも藤井の体を張った守り、前田の頭脳的な守りで息をつかせぬ一進一退の攻防が続き、カタールを苦しめる。そのまま同点で2セット目終了でゴールデンゴールへ。ジャンプボールで負け、相手ボールになり必死のディフェンスで守るが相手の高い攻撃陣に打ち抜かれ失点しゲームセット。日本得意のショットアウトに持ち込めず敗戦。

<得点> 14点:小川、10点:東江、6点:土井、2点:川口




◆12/12(日)

<男子> チャイニーズタイペイ  1 (18-13, 18-21, 6-9) 2  日本
  1セット序盤、消極的になった所を相手に突かれリードを広げられる。小川のゴールで相手の勢いを止め、落ち着きを取り戻すことに成功。その後は東江・土井・川口のゴールで点差を縮めるが、序盤の点差が響き1セット目を落とす。2セット目、東江・土井のゴールでスタートダッシュに成功する。一進一退の攻防が続くが苦しい所でキーパー小松・東江の連取で差を広げる。その後もディフェンス陣の前田・長谷川の積極的な守りで相手の攻撃をくい止め2セット目を取る。ショットアウトにもつれた展開は、相手の1本目、2本目を小松がセーブとカットで止める。日本は1本目から集中し、川口・東江・前田・小川・土井が全て決め、待望の初勝利を手にした。
 




◆12/11(土)

<男子> 日本 0 ( 8-16, 12-17) 2  バーレーン
  試合序盤、バーレーンは日本の得点源の東江、土井を徹底マークし、日本の攻撃を防ぎ得点を重ねる。日本の攻撃陣は小川にボールを集めて応戦。また松本の得点により、追い上げるも残り3分からの連続失点が尾を引き1セット目を落とす。2セット目、序盤から長谷川、前田のディフェンスと小松のファインセーブでバーレーンの攻撃を防ぐ。オフェンスではマークされながらも東江、土井がゴールを決め残り3分までリードを守る。しかしながら相手の攻撃のメンバー変更により息を吹き返され逆転を許す。必死に返事するも及ばず痛い逆転負けを喫した。
 




◆12/10(金)

<男子> クウェート 2 (14-15, 21-12, 6- 5) 1  日本
  1セット目序盤からクウェートと互角の戦いが始まり、息のつかぬ攻防が続く。ディフェンスでの小松のセーブが続き、オフェンスは土井、東江のゴールラッシュで終盤までクウェートを苦しめる。残り40秒でタイムアウトを取るが日本が逆に活かし、前田が体を張って守り残り3秒で土井のロングシュートが決まり待望の1セットを取る。2セット目序盤に連取されるが小川のシュートが決まり、連続失点を止める。その後は、藤井を中心に守るが序盤の失点が影響し2セット目を落とす。1-1のセット数になったため、ショットアウトへ。緊張する1本目を川口が確実に決め、相手のシュートは小松が2本止め日本を救うが、2点シュートが1点になる不運もあり1点差で最後の土井に勝利を託すも、シュートが無情にもポストに嫌われ敗戦。明日のバーレーン戦は、意地でも勝利を掴みたい。
 
<女子> タイ 2 (10- 1, 14-10) 0  日本
  昨日の中国戦の反省を活かし、メダルの獲得の為何としても勝利を手にしたい1戦。 
1セット目、望月を中心に機動力のある失点を0点で抑えるものの、攻撃で再三のシュートチャンスをものにすることができず、わずか1点という得点で終了。
2セット目序盤、1セット目の悪い流れを引きずり得点差が付きかけるが、5分過ぎから悪い流れを変える為、大幅にメンバー変更する。このメンバー変更が功をそうし一気に点差をつめるが、一歩及ばず試合終了。試合で勝利を手にすることが出来なかったが、次に繋がる一戦になった。

<得点>3点:沓掛、望月、2点:山中、脇田、1点:木下




◆12/9(木)

<男子> 日本  0 ( 8-15, 14-25) 2  オマーン
  アジアビーチゲームズ初戦の対戦相手は開催国のオマーン。地元ということもあり、多くの観客の声援を受けて波にのる。序盤は攻撃面では東江、土井がチームを引っ張り、守備面では小松、藤井のベテラン勢と前田が上手くかみあい互角の戦いだった。しかし、細かいミスが目立ち徐々に引き離され、リードされたまま1セット目を落とす。2セット目、初戦の固さも取れて攻撃面が機能する。川口のポストプレー、小川のサイドシュートも決まり始める。オマーン側も1セット目に苦労した攻撃面を修正し、日本ゴールにおそいかかる。序盤は点の取り合いを演じたが日本の攻撃がバーに嫌われ、イージーミスが重なり引き離された末に敗戦。次戦のクウェート戦は、修正し初勝利を狙う。

<得点> 8点:土井、6点:東江、4点:川口、小川
<女子> 中国  2 (14- 6, 13- 9) 0  日本
  アジア大会の初戦は前回大会優勝の中国。立ち上がりから中国ポストのスカイプレーなどでリズムを奪われ失点を重ねる。日本は坂元、望月を中心に攻撃するがペースを掴めないまま1セット目を落とす。2セット目、日本は立て直しをはかりにかかったが、シュートミス、イージーミスに加えてビーチ独特の砂の変化によってシュートが外れる等、不運にもみまわれて、なかなか得点に結び付けられない。日本のミスからのチャンスを中国が確実に得点し、日本は初戦黒星となった。初出場の選手も多く、国際大会の独特の空気にのまれた部分もあったが徐々に慣れていきたい。

<得点> 6点:坂元、4点:木下、3点:望月、2点:沓掛




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