<予選リーグ> 6/30(土) 7/1(日) 7/2(月) 7/5(木) <決勝ラウンド> 7/8(日) 7/9(月) 7/11(水)
日 本 35 (20-16, 15-14) 30 イラン (G2−3位) (G1−3位)
<戦評>
最終戦、イランに勝利し、5位を確定したいところ。
スタート、東江のロングで先制、イランもサイドとポストで応戦する。東江の速攻やサウジアラビア戦から絶好調の村田の連続得点などで11−8とリードする展開。イランもエースのロングシュートで追いすがる。日本も負けじと東江が最後の力を振り絞り、速攻やカットインで突き放しにかかり、前半20−16と
4点差で折り返す。
後半、日本は、セーフティーリードを広げたいところ。速攻でミスを繰り返し、波に乗れない。イランが勢いを取り戻し、左バックプレーヤーのロング、両サイドからの得点で24−24と同点とされる。日本は、一度速攻を止めて落ち着き、玉城のサイド、東江のカットインで26−24と主導権を渡さない。イランも左バックプレーヤーの11mからのロングを武器に2点差をついてくる。総力戦で戦う日本は、交代した松本の連続得点や玉城のカットインで4点差とし、フル出場の森田がカットインを決め、35−30で最終戦を勝利で終えた。最後に中東在住で頑張っている日本人の方々の笑顔を見れて本当に良かった
<得点>
東江:9点, 元木・村田・玉城:5点, 森田:4点, 松本:3点
上野・久保・堤・杉本:1点
日 本 29 (12-18, 17-13) 31 サウジアラビア (2敗) (1勝1敗)
<戦評>
今日のサウジアラビア戦に勝利して、セミファイナル進出を決めたいところ。
スタート、サウジアラビアの左利のバックプレーヤーにロングを決められるが、日本も元木のロングで反撃する。サウジアラビアの左バックプレーヤーのエースにカットインで決められ2−3と先攻されるが、日本も元木のロング、杉本のサイドで追いすがる。10分過ぎから相手サイドのきりでマークミスが起き失点が止まらない、サウジアラビアが元木に対して変形DFを仕掛ける。そこでミスが続き、5−13と8点差とされる。しかし日本は交代した堤の活躍などで12−18とし、どうにか後半に望みをつなげる。
後半、日本はDFのリズムを取り戻し、守って速攻から玉城・村田の得点や相手が退場者を出した隙にスタート。10分過ぎ、1点差まで追い上げる。サウジアラビアはたまらずタイムアウトを請求し、その後セット攻撃でしつこく攻め立てる。日本も元木や東江のロングで逆転を試みるがシュートミスなどで2点差が縮まらず、前半が悔やまれる敗戦となった。世界選手権の出場は途絶え、イランとの5位決定戦となる
<得点>
元木:10点, 玉木・東江:4点, 堤・杉本:3点, 村田:2点,
久保・柳・森田:1点
日 本 21 (11-15, 10-20) 35 韓 国 (1敗) (2勝)
<戦評>
メインラウンドの初戦は、昨日、サウジに勝利した宿敵韓国との対戦。
スタート、元木のロング・東江のカットインで2−0とする。しかし日本のシュートミスが続いたところを韓国に1対1からポスト・サイドで決められ2−3と逆転される。更に1対1からロングを決められ4−7とされるが、元木のロング、杉本のサイドシュートで7−8とする。終盤の勝負所、日本の攻撃のリズムが悪くなり、韓国はシュートをきっちり決め、前半11−15の4点ビハインドで折り返す。
後半、相手が5人の時に森田の速攻で追い上げムードになりかけるが、退場者を出し波に乗れず13−18。韓国も連続で退場者を出し、チャンスのところをポストのマークミスで失点してしまい追い付くことができない。焦りからかシュートを狙わなくなったところをパスカットなどで逆速攻され、大差がついてしまった。今日の敗戦をきりかえて、明日、サウジにチーム一丸で勝利し、セミファイナルへの出場を決める
<得点>
元木:7点, 東江:4点, 久保・森田:3点, 松本:2点,
堤・杉本:1点
日 本 35 (17-11, 18-11) 22 イラン (4勝) (3勝1敗)
<戦評>
ユース世代に逆転負けをしたイランにリベンジし、B組1位通過を決めたいところ。
スタート、東江のロング、元木のカットインで2−0とする。イランもカットイン・ロングで応戦するが、日本も負けじと杉本の速攻で取り返す。中盤まで互角の展開であったが、イランのスタミナ切れで足が止まったところを元木の逆スピンシュートや杉本の速攻、森田のカットインなどで突き放し、前半17−11と6点リードで折り返す。
ハーフタイムで戦術の徹底や、ミスをしたら戻って守り点を取られたら取り返す気持ちと、最後の挨拶まで気を抜かないことを意思統一し、後半に臨んだ
後半、相手のロングシュートを加藤が気迫のセーブで凌ぐ。元木ロング、森田のサイド、東江の速攻、久保のカットインで22−12とリードを広げる。イランは元木にマンツーなど様々なDFで仕掛けてくるが、日本は落ち着いて間を狙い、攻撃の手を緩めない。終わってみれば35−22と圧勝であった。無敗のB組1位通過で決勝ラウンドに駒を進める
<得点>
元木:11点, 東江:8点, 久保・森田:4点, 杉本:3点,
柳:2点, 内海・玉城・松本:1点
日 本 29 (16-11, 13- 6) 17 イラク (3勝) (2敗)
<戦評>
イラク戦に勝利すると決勝ラウンドに向けてB組の2位以上の通過が確定となる一戦。前夜のミーティングで相手の長身プレーヤーを前で詰めて守ることを意思統一し、大一番に臨む。
スタート、久保のロング・カットイン、東江の速攻・ロング、元木の速攻からのロング、森田のサイドが決まり7−0。開幕三戦目にして初のスタートダッシュに成功する。相手もカットインやポストで応戦してくるが、日本は杉本の速攻、元木・東江のロング・カットインで攻撃の手を緩めず、11−3とリードを広げる。
しかし終盤、日本はロングシュートが決まらなくなり、また簡単にポストで失点し、前半を16−11で折り返す。
後半、日本は中東で誕生日を迎えた加藤がスーパーセーブを連発。DFでは、森田・上野が献身的な働きを続け相手に簡単に得点を与えず、結果29−17と快勝した。
ポストの守りとバックチェックの遅さが目立ったが、明日はこの課題を修正し、予選ラウンド最終戦のイランに勝利しB組1位通過を目指す。
<得点>
久保・東江:7点, 元木:6点, 杉本:3点,
上野・松本・森田:2点
日 本 32 (15-11, 17- 5) 16 香 港 (2勝) (1敗)
<戦評>
開幕戦で課題となったゲームスタートを修正し、連勝を飾りたいところ。
スタート、相手のロングシュートを加藤がセーブし、元木の速攻、東江のカットイン、柳のサイドなどで4−2とリードを奪う。中盤、相手のテクニックミスの隙をつき速攻で11−4とする。しかし利手側から簡単なシュートを決められ、またシュートミスが続き流れが掴めず、前半を15−11で折り返す。
ハーフタイムで気持ちを入れ変えて、後半に臨む。
久保のカットイイン、元木の速攻、ロングで得点するも、相手エースに不意を突かれてロングを決められ、中盤まで21−15と突き放すことができない。しかしDFシステムを3:2:1DFにチェンジすると、トップ森田、2枚目上野・堤がアグレッシブに動き始め、相手の勢いが止まる。相手のイージミスや佐々木のセーブから森田・上野・杉本などの速攻が決まり、終わってみれば32−16とダブルスコアであった。
明日の相手は、身体を生かして高さやパワーで勝負してくるので、日本の武器であるスピードで3連勝する。
<得点>
柳:8点, 元木:7点, 森田・東江:4点, 上野・杉本:3点,
久保:2点, 松本:1点
日 本 48 (22- 7, 26- 5) 12 マカオ (1勝) (1敗)
<戦評>
悲願の世界選手権出場に向け、アジア選手権の開幕戦。日本のスピードを爆発させ、快勝したいところ。
スタート、相手のミスをつきシュートまで行くが、開幕戦の固さからかフィニッシュが決まらない。格下のマカオに不意を突かれたミドルシュートを決められ15分まで6−6の同点。加藤のセーブから東江・久保・松本の連続速攻でリズムを掴むと元木・柳が続き、13−7とリードを奪う。相手のスタミナが切れたところを手を緩めず前半22−7折り返す。
前半、スタートが悪かったので、ハーフタイムでスタート ダッシュを意思統一し、後半に臨む。相手のイージミスや苦し紛れのシュートを佐藤や元木、松本などが速攻につなげ、後半10分で32−9とリードを広げ、控えの選手とメンバーーチェンジ。交代した選手も意識が高く、最後まで攻め立て、全員がゴールを決め48−12で開幕戦を勝利した。明日は、ゲームのスタート を修正し、60分間隙のないプレーを継続する。
<得点>
森田:8点, 元木・杉本・東江:5点, 上野・久保・松本:4点,
堤・柳:3点, 村田・内海・玉城:2点, 佐藤:1点
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