<< 2012ロンドンオリンピックIHF世界最終予選(女子) >>

<戦 評>    1日目:5月25日   2日目:5月26日   3日目:5月27日     <星取表


3日目:5月27日(日)

日本 26 (10-18, 16-10) 28 ルーマニア
3敗                 1勝2敗

ロンドンオリンピック世界最終予選3戦目はルーマニアとの対戦。
前半立ち上がり日本は、機動力を使ったハンドボールを展開し好調なスタートをきった。ルーマニアも徐々に日本OFに対応してき中盤まで一進一退の攻防が展開される。しかし、20分過ぎから日本の足が止まりだしルーマニアにリズムを持っていかれ3連続失点をし21分過ぎ8−12とされる。その後1点返すが、23分から5連続失点をし一気に点差をつけられ10−18で前半を折り返す。
 後半、なんとか挽回したい日本は序盤から積極的なDFでルーマニアの足を止め速攻につなげる理想的な展開に持ち込み徐々に点差を詰める。連続得点を繰り返し21分に22−22の同点に追いつき24分には23−22と逆転に成功する。しかし25分過ぎから3連続失点をしてしまい24−26と2点差をつけられ終盤は互いに点を取り合う形となり26−28で終了。
得点:藤井;7点、東濱・若松;4点、石立・早船;3点、上町・植垣;2点、永田;1点



2日目:5月26日(土)

日本 17 ( 7-13, 10-17) 30 フランス
2敗                 2勝

 ロンドンオリンピック世界最終予選2戦目は開催地地元フランスとの対戦。
 前半、立ち上がりフランスの堅いDFをなかなか崩せない日本、一方フランスは着実に得点を重ね7分過ぎ0−5とされる。タイムアウトを取り落ち着きたい日本だったが、中盤もフランスペースで試合は進み24分過ぎには3−12と大きくリードを奪われる。終盤日本もペースを掴み4連取し7−12と追い上げるが最後にシュートミスから逆速攻につながれ前半を7−13で折り返す。
 後半、4分過ぎまで互いに点を取り合い5点差を行き来する緊迫した展開が続く。しかし5分過ぎから6連取を許してしまい10−21とまた大きくリードされる。中盤以降、日本も何とか踏ん張り得点するが、連続得点がなかなか奪えず点差は縮まらず、結果17−30で終了。
得点:上町;5点、藤井・永田3点、東濱・早船2点、高橋・石立;1点



1日目:5月25日(金)

日本 24 (13-14, 11-16) 30 モンテネグロ
1敗                1勝

 ロンドンオリンピック世界最終予選初戦の相手はモンテネグロ。
 前半、日本は植垣のロングなどで幸先よく2−0とし好調なスタートを切る。しかし相手も体格を活かしたプレーで応戦し中盤まで1点を争う展開が続く。15分過ぎ、日本はシュートミスなどで相手に流れを持っていかれ連取を許し18分過ぎ8−11とリードされる。終盤、日本が2連取などで差を縮め13−14で折り返す。
 後半、1人少ない相手に対して得点することができず、逆に失点し嫌な流れを作ってしまう。しかし若松の活躍により流れを引き戻すと7分過ぎ18−17とリードを奪う。ここで波に乗りたい日本ではあったが、退場者を出しリズムが途絶えてしまいここから6連取を許し14分過ぎ18−23と離されてしまう。踏ん張りたい日本だったが互いに点を取り合う形となり、連続得点が奪えない日本。点差は縮まらず24−30で終了。
得点: 藤井;8点、東濱・若松;5点、石立;2点、上町・植垣・早船・永田;1点

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