『この事業は、スポーツ振興基金の助成を受けて実施しています。』
8月8日(木)
日本 31 (15-13, 16-23) 36 チュニジア
戦評:
本番前のトレーニングマッチ最終戦。前日までの課題を午前中のトレーニングで再確認し試合に臨む。
開始10分間,1−7と相手のパワフルな攻撃を食い止められず水を開けられるもDFラインを高くし積極的な守り
に成功した日本。徳田,藤の速攻・ミドルがよく決まり20分に8−8の同点となる。終盤11−13から相澤のサイド,
田中,藤のカットインで4連取。前半を2点リードで終える。
後半立ち上がりも相手のラフプレーで数的有利な状況を玉川,安倍,田中のクイックスタートやGK西出の好セーブ
などで後半10分23−17と6点のリードを奪う。しかし15分過ぎから相手の高さ,重さにDFが耐えきれず退場も相
次ぎ,残り8分29−29の同点とされる。終盤も相手の力任せの1:1を食い止められず,退場もあり31−36で試合
終了。ゲームのペース配分,終盤勝負所でのシュートミスが課題となった。
しかしながら,190cmを超える選手が多くいるチームに対しての積極的なDF,スピード攻撃は十分に通用すること
が理解でき,選手達も自信がついてきた。想像以上にスタミナを奪われることも自覚でき,方向性を再確認する意味
でも有意義なトレーニングマッチとなった。大会に向けて,タフな試合を乗り切る精神的スタミナも必要だと強く感じる。コンディションをしっかり整え,デンマーク
との初戦に備えたい。
個人得点:
藤:9点、田中・徳田:8点、相澤・安倍:2点、岡松・玉川:1点
8月7日(水)
日本 20 (14-19, 6-17) 36 カタール
戦評:
大会本番に向けてのコンディション,選手のパフォーマンスチェックを目的とし,前半はスターティングメンバー,後半は
試合経験の少ない選手でカタール代表とテストマッチを行った。
前半スタートはGK柿崎,CP田中,藤,徳田,玉川,安倍,齊藤の布陣。立ち上がりから足がよく動いた日本は徳田の
3連取,安倍のサイド玉川のポストなどで8−5とリードを奪う。2m級のBP陣が力任せに割り込んでくるプレーを止め
きれず,OFミスも出て8−9でリードを許す。タイムアウトで相手の流れを絶ちクゥイックスタートや相手退場時に確実に
加点し13−15と一進一退の攻防が続く。終盤にOFミスから連続得点を許し14−19で前半を終了。
後半スタートはGK友兼,CP瀧澤,岡松,助安,屋比久,康本,庄子の布陣。シュートまで持ち込むも相手GKの好セーブ
に苦しみ10分間無得点。その後康本,屋比久,OFのみ出場の齊藤らで得点するも6−17と大きく水を開けられた。岡松,
瀧澤,助安,康本ら中央を守るDF陣は果敢にコンタクトしある程度の目安は立ったが,OFミスからの失点が課題となった。
昨年のアジア予選決勝を戦ったメンバーの半分近くを入れ替えさらにレベルアップしたカタール。日本も前半の戦いを継続
できれば勝機は見いだせると感じた。次戦はテストマッチ最終戦のチュニジア戦。2試合で出た課題を修正し大会本番に備えたい。
個人得点:
徳田:4点、齋藤・藤・安倍:3点、田中・屋比久・玉川:2点、康本;1点
8月6日(火)
日本 39 (19-18, 20-21) 39 FTC-PLER(ハンガリー)
戦評:
無事に現地入りし,コンディションもよく臨んだ開催国ハンガリー1部リーグ5位にランクするFTC−PLERユースチームとの
トレーニングマッチ初戦。
エアコンの効いていない暑い体育館での戦いとなったが,立ち上がりから日本は徳田,田中,藤らのBP陣と安倍,玉川の
速攻,確実なセットオフェンスが冴え7−4と優位にゲームを進める。その後体格のある相手BP陣のクロスシュートを止め
きれず一進一退の攻防が続き前半を1点リードで折り返す。
DFのコンタクトを確認・修正し後半に入る。後半も立ち上がりから玉川,徳田らの速攻で相手を突き放しにかかるが,前半
同様,相手のパワフルなBP陣を食い止められず失点を減らすことができない。康本、金内,瀧澤らの活躍もあり終始3〜4
点のリードを保ってゲームを運んだがラスト10分過ぎ,立て続けに2人が退場しラスト1分38−39で1点のビハインドとなる。
ラスト10秒でタイムアウトを申請。玉川が獲得した7mスローを田中が落ち着いて沈め同点で試合終了となった。GK陣を
含めたDFの修正が明確な課題となった。次戦は昨年のアジア予選決勝の相手であるカタール代表。明確な目標を持ちな
がら大会に向けた調整がしたい。
個人得点:
田中・徳田:9点、安倍:7点、藤:5点、玉川:4点、康本・岡松・金内・瀧澤・屋比久:1点
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