< 5th Asian Women's Youth Handball Championship >

(Qualification for Women's Youth World Championship , Macedonia 2014)

<<第5回女子ユースアジア選手権 >>

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9月15日(日)

日本 29 (14-22, 15-17) 39 韓 国
5勝1敗                 6勝
    戦評:
 大会最終日、アジアチャンピオンをかけて韓国と対戦。
 日本は、今までと同じスタートメンバーで、ディフェンスからスタート。開始早々、韓国の大型ポストに先制されたが
日本もすぐに2番河原畑のロングシュート、7番藤田の速攻で逆転する。しかし、その後すぐに4連続失点をされてしま
う。しかし、日本も攻撃的なディフェンスで韓国のミスを誘い4連続得点をし、一進一退の攻防になった。中盤を過ぎ
ると日本のディフェンスが崩れ始め、ミスも起こり、韓国のペースで試合が進んでしまった。
 後半は、6分を過ぎたころから、日本のディフェンスがやっと機能しだし、韓国のオフェンスを上手に守り速攻にでる
のであったが、なかなか得点には結びつくことができない。しかし、日本はディフェンスで足を止めずに果敢に韓国の
オフェンスにプレッシャーを掛け続け、中盤では6点差まで追い上げる。韓国が慌ててチームタイムアウトを請求した。
その後、5点差になるノーマークシュートミスから、再び韓国のペースになり、試合終了となった。
   
個人得点: 藤田:8点、斗米:5点、河原畑・谷・團:4点、奥田・近藤:2点

9月14日(土)

日本 43 (25-12, 18-10) 22 中 国
5勝                  2勝3敗
    戦評:
 この試合に勝てば、来年の世界選手権の出場権が得られるといことで選手はいつも以上に気合が入っていた。
 日本のスターティングメンバーは今までと同じ。日本のスローオフからスタート。先取点は3番奥田のロングシュート。
立ち上がり日本も少し緊張気味でなかなかディフエンスで連携が最後まで続かず、一進一退の攻防が8分過ぎまで
続いたが、日本のディフェンスの連携が機能しだし、16番渡邊の好セーブから7番藤田・2番河原畑の速攻で中国を
突き放しにかかる。途中、中国は荒いディフェンスから一人の選手が失格、その後続けて退場となり、コートプレーヤー
が4人となる。日本は良いリズムで得点を重ね、前半を終了した。
 後半、日本は全員を出場させた。リズムを崩した時間帯もあったが、5番松浦の果敢な攻撃でリズムを取り戻す。
8番村松・9番檜木の速攻などで順調に加点した。特に目立ったのは、8番村松、5番松浦、GK岸本の好プレーで
あった。後がない中国は、更に荒いディフェンスで日本選手の攻撃を抑えにきたが、大きな怪我にならずに試合を
終えることができた。中国の監督はセルビアから招聘され、ヨーロッパスタイルを選手に要求していた。確かに体格
はヨーロッパの選手に匹敵するが、選手とベンチの要求が噛み合っていなかったようだった。明日は、最終戦の韓
国戦を迎え、選手の士気は高揚している。
   
個人得点: 河原畑:9点、藤田:7点、奥田・松浦:5点、村松:4点、竹原・近藤:3点、谷・團:2点、
        檜木・海老原・眞方:1点

9月12日(木)

日本 47 (21- 5, 26- 2) 7 ウズベキスタン
4勝                  1勝4敗
    戦評:
 日本は、今まで通りのメンバーでディフェンスからスタート。ラインの高いディフェンスからインターセプトを狙い
速攻を仕掛ける。開始2分35秒2番河原畑のロングシュートで先制すると、3番奥田、7番藤田、14番團の速攻
などで6対1とする。日本はメンバーチェンジを頻繁に行いながらも攻撃の手を緩めずに15番真方、2番河原畑、
13番近藤の速攻などで終始日本ペースで前半を終了した。
 後半もスタートメンバーは同じ。3番奥田、14番團、6番谷の速攻などで開始8分には27対5となる。そこから
またメンバーチェンジを行うが、「守って速攻」の流れは変わらず、12番岸本、16番渡邊の好セーブから
15番真方、5番村松、13番近藤の速攻などで大量得点を挙げた。全員出場。
 明日は、休息日となるが、明後日の中国戦を迎えるにあたり、対策を練ってコンディションを整えたい。
   
個人得点: 河原畑:9点、眞方:7点、村松・近藤・團:5点、松浦・藤田:4点、竹原:3点、
        奥田・谷:2点、海老原:1点

9月9日(月)

日本 39 (22-18, 17-16) 34 カザフスタン
3勝                 1勝2敗
    戦評:
 第3戦目も日本は同じメンバーでスローオフからスタート。
 開始11分、7番藤田のサイドシュートで先制点。その後、硬さが目立つ日本は連続3失点を許してしまう。早めの
チームタイムアウトで日本はディフェンスの確認をすると、7番藤田・2番河原畑が2連続得点で、同点に追いつく。
そこからは一進一退の攻防が展開される。13分過ぎに、やっと日本のディフェンスが機能し、「守って速攻」の形に
なった。更に日本はディフェンスシステムを5−1に変えるが、カザフスタンの強い1対1を守れず、一時は5点差まで
リードするが、焦りからミスが起きてしまい、前半を4点差のリードで折り返した。
 後半、日本は突き放すチャンスを焦らずに行こうとハーフタイムで確認し、良い流れを呼び込む。6番谷・7番藤田・
14番團の速攻などで15分過ぎには6点差までリードした。しかし、カザフスタンもスタミナが衰えず、日本でディフェン
スに積極的に攻撃した。審判の首を傾げざるを得ない判定もあり、退場者を3回も出されてしまったが、気力で守り
カザフスタンは、日本の選手よりは体格が勝るが、昨年までの大型選手のロングシュート主体のチームではなく、
機動力を生かした多彩な戦術をするチームであった。スロベニアから監督を招聘していることが原因だと思われる。
 日本は、残り3戦も全力で戦う。
   
個人得点: 藤田:13点、河原畑:7点、奥田・團:6点、谷:4点、斗米:3点

9月8日(日)

日本 42 (23-11, 19-11) 22 タ イ
2勝                 1勝1敗
    戦評:
 第2戦目は、地元タイ。日本のスローオフでスタート。
 先発は、昨日と同じメンバー。先取点は7番藤田のサイドシュート。タイもすぐにカットインで1対1の同点になる。その後、
すぐに日本は速攻で得点。日本は、6番谷を中心にディフェンスが安定し、「守って速攻」の展開に持ち込む。7番藤田・
13番近藤の得点が目立って、前半を折り返した。
 後半になると日本は前半以上にメンバーチェンジを頻繁に行い、昨日に引き続き全員出場の試合展開。ところどころ、
ディフェンスの連携ミスやタイの体格の大きな選手2人の選手に手こずったが、4番河原畑のロングシュートが決まってから、
波に乗ることができた。5番松浦のサイドシュート・4番竹原のミドルシュート、15番眞方の速攻、12番GK岸本の好セーブなど
控え選手の活躍もあり、勝利することができた。 タイは、デンマークから監督を招聘し、オフェンスパターンなどがヨーロッパ
スタイルであった。
 日本は、昨日の初戦よりも選手全員が落ち着いてプレーをし、ミスがかなり減ったことが好材料である。明日のカザフスタン
戦は、ディフェンスを再度確認して臨みたい。
   
個人得点: 河原畑:9点、藤田・近藤:5点、松浦:4点、竹原・檜木・團・眞方:3点、奥田・谷・村松:2点、海老原:1点

9月7日(土)

日本 49 (23- 8, 26- 7) 15 イラン
1勝                 1敗
    戦評:
 初戦の相手はイラン。日本はGK八木、CP團・河原畑・谷・奥田・斗米・藤田でディフェンスからスタート。
 先取点はイランのポストシュート。すぐさま河原畑のカットインで同点に追いつく。イランは、センタープレーヤーの
1対1からのきっかけで、押し込むようなオフェンスを展開。硬くなった日本のディフェンスから得点を挙げるが、
慣れてきた日本ディフェンスは高いラインからカットを狙い、速攻で得点する。15分過ぎからは完全に日本のペースに。
  後半日本は、6−0デイフェンスから5−1ディフェンスにシステムを変更することによって、より積極的にボールを
奪い、速攻に拍車をかけて、16名が全員出場した。途中、パスミスやノーマークシュートミスがあり、リズムがつかめない
場面もあったが、13番近藤のカットイン・速攻などで11得点を挙げてリズムを取り戻した。ややディフェンスに課題は
あったものの、全員出場・全員得点で初戦を勝利した。
 明日は、地元タイと対戦するが、今日以上の内容の濃い試合をするだろう。
   
個人得点: 近藤:11点、眞方:7点、河原畑:6点、松浦・藤田:4点、奥田・竹原・團:3点、
        村松・檜木・斗米:2点、谷・海老原・1点

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