2003年8月

パッシブプレーに関する通達について

競技運営部・審判部・指導普及部
 2003年7月25日付けでIHF/PRCより、下記のごとく競技規則変更について通達が参りました。
 IHFではこれを、8月に行われるマケドニアでの女子ジュニアとブラジルでの男子ジュニアから適用すると通達して参りました。IHFが8月から適用するということで、アテネオリンピックアジア予選も当然適用されることになります。
 日本国内大会では、2003年10月1日より適用する といたします。
(競技規則解釈4「予告合図の方法」の第3段落の記述を、次のように変更する。
 1度の攻撃(これはボールを所持したときから始まる)において、1回しか予告合図を出してはならない。
 シュート(7mスローや直接ゴールを狙ったフリースローも含める)をして攻撃が終わったが、ボールはゴールキーパーやゴールポスト・クロスバーに当たって跳ね返り、そしてこれまで攻撃していたチームがそのボールを再び所持した場合、組み立て局面から新たな攻撃が始まる。
 予告合図が出されている状況で、防御側のプレーヤーやチーム役員が競技規則違反やスポーツマンシップに反する行為をし、競技規則第16条により段階罰を適用された場合も、同様に新たな攻撃が始まることになる。

「解説」
 これは、完全なシュートとみなされる場合に適用されるものであって、シュートがディフェンスのブロックにあって、コートに落ちたり、ゴールエリア内でとまってしまうような場合は対象にならない。この場合は、シュートしたチームが再びボールを獲得したとしても、パッシブシグナルは継続されることになる。

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