2009.2.9
第7回ハンドボールコーチング研究会のご案内
ハンドボールコーチング研究会
代表 田中 守
福岡大学スポーツ科学部
前代表の平岡秀雄先生が、本研究会の立ち上げに大変なご尽力をされ、その第1回目を開催したのが熊本県の山鹿市でした。日本ハンドボール協会の指導法法委員会が企画する「コーチシンポジウム」に併せて、夜に山鹿温泉宿の座敷で開催したのが最初です。
十数名の有志によりスタートした研究会ですが、まさに指導委員会の中の専門委員会であるように、その主旨は「ハンドボールコーチングに日夜努力する現場の指導者が議論し、競技力を高めるための道筋を見出すこと」(平岡氏)にあります。決して、研究者の実績作りではありません。福岡大学の男女チームを指導しながら現場に生かす研究をモットーにしている私には、とても嬉しい発表と議論の場であり、有志に加えていただいたことを光栄に思っています。
第1回研究会から、私自身や私の研究室の助手・大学院生、あるいは私が日本代表チームを支援する日本ハンドボール協会情報科学委員会(その前のスポーツ医科学委員会から)の一員であることから関係の委員も含めて、毎回研究発表してきていることから、前代表の平岡先生より代表を引き継ぐよう要請されました。
研究会発足の主旨を継承し、「現場に生かす研究の発表と議論の場づくり」を主眼に、多くの指導者や研修者が参集する場にしてゆきたいと考えています。コーチシンポジウムとも連動させながら進めてゆきたいとも考えています。
今回は、第7回目になります。一昨年から、村松誠教授のご協力を得て、駒澤大学で実施しています。本年も同様、日本リーグ男女プレーオフ(3月14日(土)、15日(日))に併せて研究会を開催します。一昨年の研究会で了解されておりますが、本年も引き続き学部生等(参加のみで発表できない)の参加も可能です。多くの参加を期待します。
改めて、本研究会は学術的な研究を中心としたものではなく、指導者の経験・知見を持ち寄り、伝え合う場です。発表方法や研究方法を議論するのではなく、自分の考える指導法の有効性や動作・ゲーム分析の視点などコーチが抱える問題を議論し、助言して助け合う機会として利用されること(平岡氏)を特に希望します。
もちろん、学術的にも評価される研究の場でありたいとも考えています。そこで、本研究会の発表原稿は「抄録」として扱っています。これは、本研究会で発表していただいた内容を論文形式に手直しし、ハンドボール協会誌「ハンドボール研究」に原著論文として発展させ、投稿していただけることを期待してのものです。
この研究会が今後益々発展し、先生方だけでなく多くのコーチを巻き込み、ハンドボールの指導・分析視点や事例を発表していただき、コーチの資質を切磋琢磨してゆきたいと考えます。
追伸)
本研究会は、(財)日本ハンドボール協会の下部組織として活動していますが、協会らの補助金を全く受けていません。皆様から徴収する参加費3,000円で運営しています。ただ、「ハンドボール研究」への投稿資格を得ています。
第7回ハンドボールコーチング研究会 大会開催要項
日本ハンドボール協会指導委員会研究部会 ハンドボールコーチング研究会
1、大会期日: 2009年3月14日(土)、15日(日) 9:00〜11:30
注) *当日の午後、日本リーグ男女プレーオフが開催されます。
2、大会場所: 東京 駒澤大学
住所: 〒154-8525 東京都世田谷区駒沢1−23−1
3、大会参加資格
本大会への参加・発表は、原則として(財)日本ハンドボール協会に所属・登録をした者としますが、ハンドボールの発展に努力する者であれば、研究部会の同意を得て参加・発表できます。参加・発表に際して必要な実費は参加・発表者が負担することとします。
4、参加者・発表者採用の決定
大会参加・発表の採用・不採用の決定は、参加希望者からの参加申請書をもとに、(財)日本ハンドボール協会指導委員会に設置された研究部会事務局で行い、不採用の場合本人に通知します。大会で発表を希望する方は、参加申込書に発表抄録を添えて2009年2月28日までに、事務局(東海大学 栗山)宛て送付され、受理された場合とします。
5、発表時間
発表 : 10分 質疑応答 : 5分
6、研究会抄録とその内容
抄録の内容は、ハンドボールに関する原著論文、実践研究、事例報告、研究資料等に準じた内容で未発表のものとします。
7、参加申請書、発表抄録の送付先と期限
送付先: メールアドレス [email protected] 宛にお願いします。
* メール送信の際の件名に「ハンドボール研究会参加申請書」を、また送信者名
をご記入戴き、「添付資料」で栗山まで送信してください。
* メールでの送信以外は、下記住所宛て書留郵便にて送付して下さい。
〒259−1292 神奈川県平塚市北金目1117 東海大学体育学部
栗山 雅倫(ハンドボール研究会事務局)
参加・発表申請・抄録の締め切り期日 : 2009年2月28日(土)
8、大会参加費用
コーチング研究会会費・大会参加費 3,000円 大学生特別参加 1,000円(研究誌の配布なし)
大会参加費は当日徴収します。
(大会抄録の制作費、ハンドボール研究、研究会の連絡費、会議費などに使います)
9、大会抄録の送付
大会に参加されない研究会会員で大会抄録及びハンドボール研究を希望される方は、大会参加申請書(不参加)と3,000円を現金書留にて送付して下さい。
10、研究会入会・大会申請書
別紙をご利用ください。大会開催要項・参加申請書ファイル(ワード版)
11、宿泊ホテルの紹介
「ホテル サーブ」 各自で予約願います
各自でホテルに直接電話予約していただきます。また、ネットでも予約出来ます。昨年も大同特殊鋼の宿舎になっていましたので、早めの予約をお勧めします。
住所: 〒153-0044 東京都目黒区大橋2−24−4
電話:03−3795−6600 FAX:03-3795-1023
交通: 田園都市線 池尻大橋徒歩1分
宿泊代: 9,500円前後
以上
ご不明な点は下記へお問い合わせください。
ハンドボール研究会事務担当 舎利弗(とどろき)学 (学校法人福島高等学校)
E-mail: [email protected] 電話:090−3147−4978(携帯)
「ハンドボールコーチング研究会抄録」作成要項
1.本誌への投稿は、原則として(財)日本ハンドボール協会に所属・登録をした者とするが、ハンドボールの発展に努力する者であれば、研究部会の同意を得て投稿できる。投稿に際して必要な実費は著者が負担する。
2.原稿の掲載可否及び掲載時期は、本編集員会で決定する。
3.投稿内容は、ハンドボールの原著論文、実践研究、事例報告、研究資料で未発表のものとする。
4.原稿は、原則としてワードプロセッサーで作成するものとし、A4判 縦置・横書き、1行44字で2段組(中央に空白)トータル42字、44行(MS明朝、フォントサイズ10.5)とする。1ページ目の1行目中央に研究テーマ(フォント12、太字)を記入し、3行目中央に(フォント10.5で)発表者を先頭に研究者氏名(所属)を記述する。4行目左詰めでキーワードを3語記述し、5行目は空白として本文は6行目からとする。
5.研究テーマ、著者名はフォント12とし、研究テーマについては和文、英文とも太字で表記する。
6.ひらがな現代かなづかいとし、外国語をかな書きする場合はカタカナにて表記する。文章は「カンマ ,」と「ピリオド .」で記述し、英数文字は半角にする。
7.原稿は、原則として1篇につき、図表を含めて刷り上がり2ページとし、発表に関わる資料は各自50部程度を準備し、研究会当日に配布する。
8.図注の文字や数字、写真は直接印刷できるよう、きれいにはっきりとしたものを用いる。図や表には、それぞれに通し番号とタイトルをつける。
9.本文中の文献の記載は、著者と片カッコでの数字とする。文献リストは本文の最後に片カッコで示した文献順に、著者名(発行年)、論文名、誌名、巻:ページの順に記述する。
10.提出する原稿はメールに添付し送信する。郵便での送付の場合は、オリジナル原稿1部と、著者名、所属機関、謝辞を削除したコピー1部及びPC系パソコンで作成したフロッピー又はCD1枚を送付する。
11.抄録集に掲載された論文抄録の著作権は、ハンドボール研究会に帰属する。
12.投稿抄録は研究会用紙とともに、下記へ送付する。
〒259-1292 神奈川県平塚市北金目1117 東海大学体育学部内
栗山 雅倫(ハンドボール研究会事務局)
E-mail : [email protected]
13.大会抄録記入例(A4判2ぺーじまで)
ハンドボールの戦術に関する比較研究
小泉純一郎(自民大学) 田中まきこ(新潟交通大学)
キーワード:ハンドボール、戦術、比較研究
22字 空白 22字
研究目的:本研究の目的は・・・・・・・・・・・・・・・・・・
方法:
結果:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
図1 タイトル
まとめ: