<日本代表男子U-21 2006.7.4〜17 スウェーデン・デンマーク遠征>


  選手名簿


  試合結果 :  ≪スウェーデン遠征≫ PARTILLE CUP(パルティレカップ) 優勝!
                            7/5(水)
   7/6(木)  7/7(金)  7/8(土)  7/9(日)



               ≪デンマーク遠征≫  DRONNINGLUND CUP(ドロンニングルンドカップ)優勝!
                            7/11(火)   7/12(水)  7/13(木)  7/14(金)

  


  
   ◇7/14(金) DRONNINGLUND CUP第4日目 決勝 (20分ハーフ)

日 本 16 ( 9- 9, 7- 6) 15 Norway Allstars(ノルウェー)
【戦評】JAPAN,優勝!!
ファイナルはノルウェーのクラブチームとの対戦。体育館は約1,000人満員となり、完全にアウェイ状態であった。その状況でJAPANからのスローオフで始まったが、全体的に「かたさ」がみられ、オフェンスミスが続く。3分、石戸の1:1でようやく先制。ノルウェーもJAPANのミスを速い速攻で加点する。また徹底したステップ、ランニングシュートのオフェンスでJAPANのディフェンスの間をつき、10分4-5とされる。しかしJAPANも染谷のサイド、石川・棚原のロング、太田の7mスロー等で前半9-9で折り返す。
後半、ノルウェーの右バックからのステップ、センターからリリースポイントの低いアンダーハンドシュートで2連取され9-11。だが、JAPANはよりアグレッシブにバックプレーヤーにプレッシャーをかけ、そこからの東長濱の速攻、染谷のサイドで11-11。さらに野村の力強いカットインで逆転、同時に相手は退場となる。その間に野村のサイド、棚原のカットインで連取、14-11(10分)とする。ノルウェーも速いボール回しからステップシュートやディフェンスからの速攻で粘り、残り1分で15-15とされ、体育館はノルウェー応援最高潮となる。その後、オフェンスで相手のディフェンスに粘られるも、石戸がミドルシュートでねじこみ、ラストディフェンスを全員で死守。16-15で優勝した。
パルティレカップに続き2大会連続優勝することができた。

  

       DRONNINGLUND CUP第4日目 準決勝リーグ 

※相手チームの大会規定違反により不戦勝。決勝戦へ。
不戦勝となったため、急遽トレーニングマッチを行った。
ドイツの強豪クラブチームMildsted TSV(ドイツナショナル選手2人所属)に要望したところ、U-21ではなくフルメンバーで試合をしたもらえることとなった。
 ≪結果≫(15分ハーフ)
   日本 13 ( 6- 6, 7- 7) 13 Mildsted TSV(ドイツ)





  
   ◇7/13(木) DRONNINGLUND CUP第3日目 準決勝リーグ(15分ハーフ)

日 本 19 (12- 8, 7- 6) 14 DRONNINGLUND IF(デンマーク)
【戦評】
準決勝リーグ2戦目は地元の強豪クラブチーム(優勝候補)との試合。この試合が優勝に向けてのポイントになると選手、スタッフともに気を入れてのぞんだ。
JAPANは石川のミドル、太田の7mスローと流れを掴んだかにみえたが、ディフェンスでのリバウンドミスやサイドでのディフェンスミスで失点が続く。しかし生川のポストで得点、また相手の退場を誘い、その間のパワープレーで東長濱、棚原らのロングシュートで突き放し、12-8とする。
後半に入ると相手の粘り強いボール回しからのポストやサイドで失点するが、棚原がステップ、ロング等で5得点の活躍をみせ19-14で勝利した。追い上げられた場面での甲斐のファインセーブがチームの勝利へ大きく導いた。

  

日 本 22 (10- 4, 12- 3) 7 Wuppertal LTV(ドイツ)
【戦評】
JAPANはゲーム開始からアグレッシブなディフェンスで相手のバックプレーヤーにプレッシャーをかけ失点をおさえる。その間に棚原のステップ、石川・小川の速攻、太田の7mスローで4連取する。その後も東長濱のアシストから得点を重ね、前半を10-4で折り返す。
後半も安定したディフェンスをみせ、またGK甲斐の好スローから速攻で加点する。途中出場の石戸のカットイン、ミドルでの3連取の活躍もあり、最後までJAPANの流れで展開できた。満員の観客からJAPANチームに大きな声援が送られた。





  
   ◇7/12(水) DRONNINGLUND CUP第2日目 予選リーグ(15分ハーフ)

日 本 23 (11- 3, 12- 4) 7 Billstedt Old Skool(ドイツ)
【戦評】
試合開始から熊谷、畑山(センターディフェンス)のアグレッシブなディフェンスでプレッシャーをかける。相手は大きく流れるクロスプレイからのミドル、ポストプレーで攻撃するが、JAPANからのプレッシャーが強く、ディフェンスからの石川、畑山の速攻で加点し、前半を11-3とする。
後半、お互い退場者が続出する展開となったが、JAPANがアタックディフェンスを継続し、オフェンスでは野村のロング、棚原のステップ等で点を重ね、23-7と圧勝した。
予選リーグが終了し、3戦全勝。明日からの準決勝リーグにグループ1位で通過した。パルティルカップに続き、優勝できるよう頑張りたい。

  

日 本 20 (11- 4, 9- 2) 6 Titans Handball(カナダ)
戦評】
畑山のミドルシュートで先制したJAPANは松本のサイド、U-23から合流した棚原の速攻などで5連取し一気に流れを掴んだ。
ディフェンスでは相手のゆっくりとしたオフェンスにタイミングが合わずにコンタクトできない場面もあったが、要所でGK田中が止め、11-4で後半へ。
後半、センターディフェンスに入った熊谷を中心にディフェンスのリズムを取り戻し、そこからの小室、信太、染谷の速攻で確実に加点したJAPANが20-6で勝利した。





  
   ◇7/11(火) DRONNINGLUND CUP第1日目 予選リーグ(15分ハーフ)

日 本 21 ( 8- 4, 13- 4) 8 Neerpelt Sporting(ベルギー)
【戦評】
パルティルカップ優勝の勢いにのったまま初戦に入った。
アタック&フォローの徹底を課題にゲームにのぞんだJAPANは、熊谷を中心にアタッククロスアタックが機能し、安定したディフェンスをみせる。オフェンスでは開始5分はシュートミスが目立ったが、野村・石川の速攻、石川のステップシュートで加点し、前半を8-4で折り返す。
後半も継続し、安定したアグレッシブなディフェンスからの速攻で加点。途中出場の小室も激しいコンタクトからの速攻で2得点した。初戦で前半はシュートミスが目立ったが、ディフェンスは非常によくプレッシャーをかけられた。




  
   ◆7/9(日) PARTILLE CUP第5日目 
決勝

日 本 18 ( 9- 8, 8- 9 , 1-0) 17 Norremarken HC(デンマーク)
【戦評】JAPAN,優勝!!
ファイナルは予選リーグで対戦したデンマーク強豪チームクラブ。2m10cmの長身バックプレーヤーを中心に攻撃を展開してくるチームであった。染谷の速攻で先取点を取ったが、すかさず相手エースがトリッキーなロングシュートで1-1。その後JAPANは石川のアンダーハンドシュートや野村のミドルシュート、生川のポストで加点するが、相手もエースのステップシュート、フリースローからのロングシュートで応戦し、8-8となる。前半残り2秒で石戸のロングシュートで1点追い越し9-8で折り返す。
後半に入るとロングシュートとみせてカットインするオフェンスに対し、対応できず失点が続く。その間に染谷のサイド、石戸のカットインを相手GKに阻まれ、残り5分で15-16と逆転される。粘るJAPANは野村のロングなどで2連取し、残り30秒で逆転するが、残り15秒でセンターからミドルで同点にされ延長Vゴール方式へ。
センターラインからジャンプボールで開始。こぼれたルーズボールをキャプテン染谷がセービングで死守。セットオフェンスで石戸がアウトカットインを手をひっかけられながらもゴールにたたきこみ歓喜の優勝で幕を閉じた。最後の染谷のルーズボールをセービングで死守した、身体を張ったプレーが勝利へと導いた。
石川出選手がMVPに選ばれた。


 PARTILLE CUP第5日目 準決勝  
日 本 18 ( 6- 7, 12- 4) 11 HK Aranas(スウェーデン)
【戦評】
セミファイナルの対戦相手は、スウェーデン(地元)の強豪クラブとの対戦。JAPANは生川のポストプレーで先制。しかし相手の長身サイドプレーヤー(195cm左腕)の角度のないところからのシュートにGK内田のタイミングが合わず、3連続失点。オフェンスでも長身選手をそろえた6-0ディフェンスに攻めあぐみ、前半6-7とリードを許した。
後半に入ると滝川ヘッドコーチからの「オフェンスではしっかり間を攻める」ディフェンスでは「1:1でしっかりコンタクトする。押し込まれない。」の指示を徹底し、徐々に流れをつかむ。そこで熊谷の速攻での粘り強いカットイン、染谷の絶妙なサイドループシュート。太田のランニングシュートで連取しつきはなし、ファイナル進出を決めた。




  
   ◆7/8(土) PARTILLE CUP第4日目 準々決勝

日 本 27 ( 9- 7, 18- 5) 12 SGLVB Leipzig(ドイツ)
【戦評】
決勝トーナメント準決勝は、長身選手のバックプレーヤーを揃えたドイツのクラブチームとの対戦。左バック(1m95cm)、右バック(2m5cm)のいろいろなステップシュートに苦戦。JAPANは立ち上がり、5連続シュートを阻まれる悪い流れとなり、開始5分で1対3。しかしそこから生川のポストを皮切りに、石川、染谷、松本の速攻で流れをつかみ逆転し、前半を9対7で折り返す。
後半に入ると相手のバックシュートに対するディフェンスを修正したJAPANが、速攻では信太と畑山を起点に、セットでは石戸のカットイン、石川のサイドで加点し、試合を決め27-12を快勝した。





  
   ◆7/7(金) PARTILLE CUP第3日目 予選リーグ(15分ハーフ)

日 本 19 ( 9- 3, 10-10) 13 Brazilian HC
【戦評】
予選リーグ5連勝で迎えた最終戦。ディフェンスのイージーなミスから先制点を許すが、谷村のミドル、両サイド(松本・染谷)の速攻で流れをつかみ、前半を9-3で折り返す。
後半は相手の力強い1:1からの強引なカットインに対応できず失点が増えたが、途中出場の信太を起点にした速攻で得点し、セーフティーリードのまま展開した。予選は全勝してグループ1位となり、明日からの決勝トーナメント進出となった。

   

日 本 18 (11- 2, 7- 5) 7 TV Fischbek
【戦評】
生川のポストで先生したJAPANは、谷村の速攻、石川のミドル等で4連取した。1m95cmのポストへのループパスに苦しむが、ディフェンス全員でフォローを連続し、2失点で前半を終えた。
後半に入ると機動力を活かした小川のポストを起点にセット速攻を展開し、また太田のアンダーハンドシュート、野村のロングで加点し、18-7と快勝した。





  
   ◆7/6(木) PARTILLE CUP第2日目 予選リーグ(15分ハーフ)

日 本 15 ( 6- 6, 9- 4) 10 Norremarken HC(デンマーク)
【戦評】
予選リーグ3試合目は、デンマークの名門クラブチームとの戦いであった。センターディフェンスが2人とも2mをこえる6-0ディフェンスに対して、オフェンスでリズムを作れず苦しい展開となった。前半は相手のスローペースのオフェンスにディフェンスのリズムを狂わされたが、生川のポストや野村のステップシュートで応戦し、6-6で終えた。
後半に入ると左バックで起用された石戸のアウトカットインで退場者を誘い、またセンター石川のステップシュート、ミドルシュートで加点して流れをつかみ、5点差で勝利した。要所でGK内田の好セーブ、また太田の確実なペナルティースロー(4/4)が勝利へと導いた。

    

日 本 18 (10- 4, 8- 4) 8 Titans HC1(カナダ)
【戦評】
予選リーグ3勝目でむかえた4戦目は、カナダのクラブチームとの対戦。
センター石川のランニングシュートで先制。その後、相手のクイックスタートからの力強い1対1で失点するが、日本も石戸のアウトカットイン、染谷のサイドなどで得点して流れにのり、前半を10-4で折り返した。
後半はセンターの太田のテンポよいボール回しで相手のディフェンスを翻弄し、ディフェンスでは熊谷、小川の激しいアタックから信太の速攻が飛び出し、一気に試合を決めた。メンバー全員が出場し、さらにチームとして団結して展開できた。





 
   ◆7/5(水) PARTILLE CUP第1日目 予選リーグ(15分ハーフ)

日 本 19 (10- 2, 9- 2) 4 Ale A/S(スウェーデン)
【戦評】
日本のセットオフェンスからゲーム開始。センター石川からポスト生川へ絶妙なバウンドパスで先制し、その後も固いディフェンスから松本・野村の速攻で連取し、一気に流れをつかんだ。Aleもパワー溢れるバックプレーヤーのロングシュートで応戦するが、谷村・畑山の強いコンタクトにより、前半は2失点におさえた。
後半も継続し、固いディフェンスから速攻で加点。セットでは石戸のカットイン、石川のステップ等でテンポよく展開し、19-4と快勝した。

  

日 本 24 (10- 4, 14- 0) 4 SollentunaHK(スウェーデン)
【戦評】
立ち上がり、サイドシュート・ポストシュートで連続3失点の展開となったが、畑山を起点とした速攻でもち直し、3-3と追いつく。その後ミスが続くも安定したディフェンスとGK内田の好セーブで失点をおさえ、10-4で前半を折り返した。
後半に入るとより強いディフェンスにおけるコンタクトで相手のミスを誘い、速攻で加点。染谷・松本の速攻や谷村のミドルシュートなどでゲームを優位に展開し、終わってみれば24-4の圧勝であった。



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