≪第10回日韓スポーツ交流(女子) 試合結果≫


   ◆派遣         ・9月14日(木)   ・9月16日(土)   ・9月17日(日)  
 
   ◆受入         ・9月24日(日)   ・9月25日(月)   ・9月26日(火)

  



◆受入;9月26日(火)

   日 本   14 ( 7- 6, 7- 9) 15    韓 国

【戦評】
日本受入の最終戦になる試合とあって、両国とも立ち上がり緊張気味でミスを連発する。原の速攻による先取点でスタート。佐々木のパスカットからの速攻で加点していく。韓国もサイドの1対1からのカットインなどで得点していく。どちらも要所でのミスがあり、互いのDFも良く、前半7-6日本リードで折り返す。
 後半日本の3-2-1DFに対し、徹底してカットインを狙う韓国が途中で逆転。日本も相手のミスを誘いDFから得点をあげていくが、韓国2点リードのまま試合が進む。終了間際、松尾の連続速攻などで1点差まではいくが追いつけず、試合終了となる。
 今回も16名全員体制で試合に臨んだ日本チームであるが、日増しにチームDFがよくなり、韓国の攻撃を15点に押さえた事は十分に評価できる試合であった。攻撃のシュートミスやパスミスなどを減らし、さらなる飛躍を期待できる親善試合であった。
<得点>平川5,乾・原・松尾・佐々木2,川俣1





◆受入;9月25日(月)

   日 本   17 ( 6- 9, 11-10) 19    韓 国

【戦評】
トレーニングマッチとしては最終戦、両国とも試しのプレーの中での攻防戦となる。
前半、韓国は日本の3-2-1DFに対してポストへクイックパスを多用し得点に結びつけたり、日本の速攻を止めるためにGKがコートに飛び出し阻止するなど対応。日本は3-2-1DFのライン調節をはかったり、シュートまでのポジショニングの変化を加えて攻める。前半は日本のノーマークミスも多く、6-9で折り返す。
 後半日本のDFが機能し、7点連取するなど優位になるが、韓国も負けじと1対1をサイド側にうつしアウト割りを多様して加点していく。結局17-19で韓国が勝つ。日本のDFは昨日同様に機能していた。攻撃においても決して攻められないわけではなく、得点チャンスをつぶしていたので、明日の親善試合では大いに期待できる内容であった。本日も16名全員体制で臨んだ。
<得点>森4,佐々木3,乾・原・平川・川俣2,松尾・杉山1





◆受入;9月24日(日)

   日 本   28 (12-14, 16- 7) 21    韓 国

【戦評】
日本リーグ戦直後のゲームとあって、場内には例年以上に観客がいる緊張した中でのスタートとなる。今回のスタートゲームは、韓国での親善試合と逆パターンの布陣。日本の3-2-1DFシステムが見事に機能し、守ってからの速攻で松尾が3点連取。その後も加点していくが、前半の途中で韓国も1対1で攻めたり日本のミスからの速攻で6点連取するなどして逆転。12-14韓国リードで前半を終える。
 後半、2つの布陣に分けたDFシステムを大きく修正。やや大型チームには3-2-1ラインを下げ、前後の上げ下げを強調。これが見事に機能し、後半スタートから40分すぎでは日本が速攻で加点。ラストの4連取を含み、後半は日本の見事な攻撃が目立った。また、GKの上原がノーマークシュートやサイドシュートを止めたことも、日本によい流れを引き込む。結局28-21の日本圧勝で受入第1戦をを飾った。日本チームは16名全員が出場。よい経験の場となった。
<得点>松尾9,工藤・川俣・佐々木3,秋田・原・森・杉山2,乾・平川1

 

    



◆派遣;9月17日(日)

   日 本   22 (11-13, 11-13) 26    韓 国

【戦評】
立ち上がり日本のミスにつけ込んだ韓国が3点連取してのスタートだが、守ってからの速攻や川俣のミドルシュートで日本も応戦。日本の3-2-1DFに対しての韓国のパスアンドラン(ダブルポストやハイポストの回り込み)や、日本のアタックからのパスカットプレーなど、大変緊迫したゲーム内容で進む。途中、日本側に退場なども出てしまい、2〜3点差を追う展開で前半が終了した。
 後半は韓国にも退場が出るなど白熱したゲーム展開。後半だけの点数では、まさに取ったり取られたりのシーソーゲームとなった。そんな中でもやはりDFからのパスカットによるファストブレイクが立て続けに決まるなど、日本側も2点差を何とかキープするが、ノーマークシュートミスなどもありそれ以上点差が縮まらない。韓国はミドルシュートこそ決まらないものの、カットインプレー特に両サイドシュートの確率のよさが目についた。結局22-26で日本は負けてしまうが、日本受入時には大いに期待できるいい内容であった。
<得点>乾・平川4,松尾3,原・工藤・川俣・杉山2,平岡・松木・森1





◆派遣;9月16日(土)

   日 本   25 (12-14, 13-15) 29    韓 国

戦評】
前の試合とは違い、やや小さめのチームからの布陣でスタート。3-2-1DFのトップ松尾が、すばらしいフットワークからのプレスとパスカットで4連続速攻。ゲームの主導権を握る。韓国は早めのタイムアウト後、1対1やサイドがポストに入ってくるダブルポストで攻めてくる。両チームカットイン中心の一進一退の攻防戦。
15分-10分のパターンで全員をそっくりかえてゲーム慣れさせる日本は、所々にミスが出て、後半では退場を出したこともあり結局4点差で負ける。
明らかに選手個々の意欲とチーム一丸が文字通りゲームに反映されていた内容であった。のびのびとプレーする日本の印象が強かった。
<得点>松尾7,乾・平川・工藤・川俣3,原・松木・森2





◆派遣;9月14日(木)

日 本   17 ( 10-12, 7-12) 24    韓 国

戦評】
前半戦、両チームともに固さが目立ち、イージーミスを連発していた。韓国が6点連取して主導権を握るがやはりミスがあり、日本が応戦して5点連取。一進一退の攻防であるが、フルメンバーを使う日本の布陣に対し、終了直前で2点連取され前半を折り返す。
後半は日本の3-2-1DFのシステムに、韓国がダブルポストからのカットインやポストプレーで対応し得点を広げられるが、日本も徐々にDFでのカットで応戦し加点していく。結局、後半日本がセットでの得点が伸びず、17-24で終了する。攻撃のリズムがつかめず、内側に集まりすぎていた。ラストパスからの展開にも確実性を欠き、課題の残った試合であった。
<得点>秋田・平川・川俣3,佐々木2,原・松木・森・工藤・松尾・杉山1



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