開催期日 : 1999年9月7日(火)〜12日(日)
開催地 : オーストラリア シドニーオリンピックパーク 本番会場および第4体育館
<結果詳細>
全日本第4戦=3位決定戦(1999.9.12 14:00- シドニーオリンピックパーク第4パビリオン)
JPN 25 (15− 8, 10−18) 26 EGYPT
戦 評
前半立ち上がりから気迫のこもった攻防を展開する全日本に対し、防戦一方に立たされ た世界選手権
7位のエジプトは焦りからか単発な攻撃に終始し前半を終了。 後半に入り全日本が守りに入ったところを、
すかさず世界でも指折りの速攻展開力を発 揮され徐々に点差をつめられた。対する全日本はキャプテン
藤井のポストや岩本のロングなどで応戦するものの、ノーマークのシュートミスと勢いに乗ったエジプトの
攻撃を押さえることが出来ず、残り2分で同点に追いつかれ、再度リードはしたもののエジプトの勢いを
止めることが出きず、惜しくも1点さで敗れてしまった。
大漁を逃した悔いは残るものの、選手は全力を出しきり精一杯頑張ってくれました。
今大会参加の3チームは今でも世界のトップクラスであります。選手達は世界のビッグ ネームと接することに
より貴重な経験を積んだことと思います。来年のオリンピック 予選を突破しまたシドニーで世界の強豪と会い
見えたいと思います。
全日本第3戦=準決勝(1999.9.11 20:00- シドニーオリンピックパーク第4パビリオン)
JPN 16 ( 8−12, 8−13) 25 CROATIA
戦評
前半クロアチアの機動力を使った3:2:1DFからの速攻に対し、全日本はコートを左右に使い斉藤の
サイド・藤井のポスト・岩本のカットインなどで対抗。
後半に入りクロアチアベンチは3:2:1DFが日本の攻撃を凌げないと判断しDFシステムを6:0に変化
させた。この変化に日本の攻撃の対応が遅れ速攻を許すことになりイージーな失点につながってしまった。
全日本第2戦=予選リーグ2(1999.9.9 20:00- シドニーオリンピックパーク第4パビリオン)
JPN 23 (12−10, 11−11) 21 AUSTRALIA
戦評
前半立ち上がりから一進一退の攻防が続く中、相手のイージーミスにつけ込みセンター富本のフェイント、
ルーキー阿部のサイド・速攻で得点を重ね前半を2点差で折り返す。
後半に入り、日本の攻撃が消極的になったところをオーストラリアに速攻を許し一時は2点リードされる
劣勢に立たされた。しかし攻撃を立て直し富本のカットイン、左腕岩本のロング、守ってはGK日原のファイン
セーブもあり、Bグループ1位のクロアチアが待つ準決勝進出をほぼ確実にした。
全日本第1戦=予選リーグ1(1999.9.8 10:00- シドニーオリンピックパーク第4パビリオン)
JPN 18 ( 7−14, 11− 9) 23 SWEDEN
戦評
立ち上がり初戦、緊張感(相手は世界チャンピオン)からか攻守に先手を取られて劣勢に立たされた。
後半に入り自分達のトレーニングを発揮することに集中し、後半立ち上がりから自分たちのペースで
試合を展開することに成功。しかしながら、要所で登場するベテランにうまくかわされ前半立ち上がりの
攻防が試合の結果となってしまった。
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