月刊誌『スポーツイベント・ハンドボール』とのコラボレーションで、さまざまな立場からハンドボール界を支えてくれている人をご紹介していきます。
8回目は埼玉県中体連専門委員長として、JOCカップ(2018~20年)、全国中学校大会(2021年)の準備、運営に尽力した星野真也さんに登場していただきました。
◇後進の育成と大会運営に全力を注ぐ
浦和学院高(埼玉)時代、高校センバツで日本一を経験するなど、競技に打ち込んだあと、埼玉県の中学校教員となり、後進の指導にあたってきた星野さん。2017年、埼玉県の中体連専門委員長に就任して以降、県内で開かれる全国大会の準備、運営に全力投球してきました。
◇難局を乗り越え大舞台を切り盛り
新型コロナウイルス感染症が拡大した2020年、3回目の締めくくりとなるはずだったJOCカップは中止を余儀なくされましたが、代替大会を開催。21年も「どうしたらできるか」というスタンスで試行錯誤を重ねながら、夏の全国中学校大会を実現させ、成功へと導きました。
◇これから
埼玉県内の献身的なスタッフとともに、困難な状況でも諦めず、知恵を絞り合い「日本一の運営を」と前に進み続けた星野さん。埼玉県が力強く示した姿勢は、2022年の全国中学校大会開催地・北海道をはじめ全国各地に勇気を与え、指針にもなっています。星野さんに象徴されるように、運営・組織力が高く評価され、エネルギーが充満している埼玉県では、引き続き全国からハンドボーラーが集まってのビッグイベントが開かれる予定です。
星野さんのより詳しい活動のようすやビジョン、球界への提言は『スポーツイベント・ハンドボール 2021年11月号』をご覧ください。