コラム
球界を支える陰の立役者

 月刊誌『スポーツイベント・ハンドボール』とのコラボレーションで、さまざまな立場からハンドボール界を支えてくれている人をご紹介していきます。
 10回目は2021年12月の日本選手権(男子の部)の運営など、エネルギッシュにビッグイベントを支えている大阪協会競技部長兼強化部長の安田浩さんに登場してもらいました。


vol.10 安田 浩さん(大阪協会競技部長兼強化部長)



安田 浩(やすだ ひろし)
1969年、大阪府生まれ。
桜宮高(大阪)でハンドボールを始め、近畿大で活躍したあともクラブチームでプレーを継続。
大阪協会、関西学連などで大会運営、指導など後進が存分にプレーする環境作りに尽力してきた。

◇恩師と運命的な出会い

 桜宮高(大阪)に進学後、クラス担任でハンドボール部顧問だった谷口賢次さんに誘われた安田さん。以降、恩師との縁でクラブチームで活躍したり、大阪協会役員として運営に尽力したりと、ハンドボールとの縁が途切れることなく続きました。

◇ハンドボールとともに歩む

 選手、監督として国体に9回出場するなど、コートで汗をかいてきたのはもちろん、ハンドボールのため、ハンドボールを愛する人のためにと、クラブチームの責任者、大阪協会役員、母校・近畿大のコーチなど、数多くの立場で運営、指導に尽力してきました。

◇これから
 2021年12月には、大阪で開かれた日本選手権(男子の部)の準備、運営に奔走した安田さん。「ハンドボールに関係ない人、興味のない人に、いかに試合動画を見てもらったり、試合会場に足を運んでもらえるかがカギ」という思いを胸に、精力的な活動を続けています。「利便性のいい大阪で、コンスタントに大会を開催したい。いずれは大阪に男女のトップチームができ、勝ち上がって日本一になってくれたら本望」と、地元・大阪への愛着も人一倍です。


   安田さんのより詳しい活動のようすやビジョン、球界への提言は『スポーツイベント・ハンドボール 2022年3月号』をご覧ください。