予選ラウンド 6/28 6/29 7/1 7/3 7/5 星取り表
プレジデントカップ 7/7 7/9
President Cup 17,18位決定戦
日本 29 (16-14, 13-14) 28 ウルグアイ
Cグループ5位 Aグループ5位スコアシート 戦評:
前半9分までに水落のセーブ、速攻、ペナルティなどで日本は6対3とペースをつかむ。ウルグアイも11分
には7対6と追いついてくる。ここから日本は15分までに速攻4本を含む5連取で11対6と点差を広げる。
20分まではウルグアイのエース4番にディフェンスを割られ一進一退が続くがシンが速攻を決め、14対9とする。
その後やはり4番に崩され、27分には15対14に迫られタイムアウト。田村が1点を返し前半は16対14で終了。
佐々木が6点、ウルグアイの4番が5点と両チームエースの点の取り合いになった。
後半は佐々木の2回目の退場時間が残り、少ない人数でスタート。警戒している4番の4点を含む5連取を浴び、
16対19と一気に逆転されタイムアウト。ディフェンスの確認をし、ウルグアイを追いかける。佐々木、佐々木、岩崎で
得点するがウルグアイも譲らず、10分、22対19と3点差が縮まない。ここからシンが速攻を2本連続で決め、佐々木
もペナルティを決め14分、22対22の同点とした。23,24,25点はウルグアイが先行し日本が追いつくパターン。しかし
日本は長谷川の速攻で26点目を先行。すぐに追いつかれるがここでウルグアイは2人連続退場。シンが獲得したペナ
ルティを佐々木が決め、27点、三田がステップを決め、28点、27分には田村がサイドを決め、29対27の2点差にする。
29分には1点返されるが、最後のシュートも水落が止め、29対28の1点差で勝利した。
個人得点:
佐々木:11点、田村:6点、秋山:4点、シン:3点、三田:2点、永田・岩崎・長谷川:1点
President Cup 17-20位決定
日本 28 (15-12, 13-15) 27 中国
Cグループ5位 Dグループ5位スコアシート 戦評:
アジア同士の試合。日本は守って速攻。中国は身長差を生かしてポストを狙う攻撃で13分には5対5のイーブン。
しつこいディフェンスを嫌がる中国に対し日本は追い込みながらミスを誘い、速攻を中心に18分には9対6とリード。
21分には13対8とこの試合最大の5点差にする。中国はようやくポストに落ち出し前半を15対12の3点差で終
了する。
後半に入ると中国はディフェンスの裏を突く作戦で右サイドから得点をあげる。3点のリードも10分には18対18で
並ばれる。ここから両チーム、点の取り合いから中国が抜け出し18分21対24と中国が3点リードする。日本は
この試合好調の深田が2連続、秋山、田村と決め、25分25対25に追いつく。26点目は中国が先。この後、
後半終盤から起用した馬場がよくあたり、速攻を繰り出す。田村、田村、三田の3連続速攻で29分28対26の
2点差に。すぐに佐々木が退場となり1点差。残り50秒の攻撃で40秒攻め相手ボール。速攻を岩崎、続いて永田が
退場で止め、残り2秒。からくも逃げ切り勝利をものにした。日本の速攻の点数は12点。中国の速攻は0点。ポストは
日本2点、中国8点とプレイの特徴が表れていた。
個人得点:
深田・田村:7点、佐々木:5点、秋山:4点、岩崎:3点、三田:2点
予選リーグCグループ5戦目
日本 26 (16- 9, 10-17) 26 スウェーデン
1勝3敗1分 1勝3敗1分スコアシート 戦評:
決勝ラウンドに行くには勝つ以外ない日本チームは練習してきたディフェンスでスウェーデンのミスを誘い、
15分までに8本の速攻を含み12対4とリードする。その間スウェーデンはシュートが6本と完全に6−0オープン
にはまっていた。そこからペースを取り戻したスウェーデンは23分までに13対8詰めてくる。この不気味な時間
帯に佐々木が連続ミドル。深田がペナルティを獲得し佐々木が決め16対8。スウェーデンも1点返し16対9で
前半を折り返しハーフタイムへ。
後半開始はスウェーデンが2連取するが日本も2連取。5分には佐々木が自ら得たペナルティを決め19対12と
する。ここからパスカットを狙う日本のディフェンスが裏目に出てスウェーデンが3連取。秋山がサイドシュートを
決め10分には20対15となるがスウェーデンはダブルポストを多用し、4連取で1点差に迫る。ディフェンスを
建て直し、速攻が出だした日本は三田、深田のペナルティ獲得で息を吹き返す。しかし20分、ついに22対22
の同点にされる。23分にはこの試合初めての1点ビハインド。深田のペナルティ獲得を佐々木が沈め24対24。
深田が決め25対25。ここで佐々木が退場になり26対25。一人少ないところで三田が同点ゴール。勝たなけれ
ばならない日本はマンツーマンを仕掛けるがマイボールにできずにタイムアップ。GK水落がサイドシュートを
7/10セーブと安定していただけに終盤、松脂で撥ねないボールのハンドリングミスが痛かった。
個人得点:
佐々木:12点、岩崎・秋山:5点、田村:2点、深田・三田:1点
予選リーグCグループ4戦目
日本 28 (15-21, 13-13) 34 ポルトガル
1勝3敗 2勝2敗スコアシート 戦評:
立ち上がり、気合の入ったディフェンスから7本の速攻を決め、15分には10対10の同点。その後、岩崎、岩崎、
深田の3連続退場を出されるが佐々木、田村、佐々木が決め、22分には13対14の1点ビハインド。25分には
三田が決めて14対16の2点差で追いかけるが、ミスなどから5連取され前半を15対21で折り返す。
後半、早めに点差を詰めたい日本は、守って速攻の形を作りたいが10分で20対15、15分には21対27と6点
差に戻される。このあたりから相手チームの疲労とディフェンスがようやくマッチし、田村、佐々木、田村、三田、深田
と5連取。20分には26対27の1点差に追いつく。24分、27対29でカットインした佐々木がこの試合5本目の着地
を取られ、ノーゴール。直後に永田が退場、7MTで27対30。秋山が決めて26分には28対30とするがパスカットに
いった三田の手が相手の顔に当たり退場。その後は焦りから4本続けてオフェンスミスで4連取され、28対34で
試合終了となった。
ようやく日本の目指す守って速攻が出せたゲームで、体を張ったディフェンスができた。予選リーグ最後となるス
ウェーデン戦に向け、メンタルも含め万全の準備をし、決勝ラウンドに駒を進めたい。
個人得点:
田村:9点、佐々木:7点、三田・秋山:4点、深田・岩崎:2点
予選リーグCグループ3戦目
日本 30 (16-10, 14-17) 27 コンゴ民主共和国
1勝2敗 3敗スコアシート 戦評:
本大会初出場、北原のミドルから秋山、北原で3−1。8分には3−3に追いつかれるが深田、佐々木が
ディフェンスで頑張り、速攻を中心に20分には13−6とリードを広げる。終盤には両チーム退場者を出す
展開で前半を16−10の6点差で折り返した。
後半は日本が退場者を出した状態でスタート。ディフェンスで唯一高さのある永田が前半2回の退場を受け
ており温存。立ち上がりからコンゴに4連続得点を浴び、4分で16-14に。タイムアウト後、深田の強烈なロング
でペースを取り戻し、9分には22−16の6点差に戻した。コンゴは左バックとセンターが個人技で割り込むが
フリースローの繰り返しでなかなかマイボールにできない。長いディフェンスで体力を消耗しだした日本は17分で
25−22と3点差まで追いつめられる。その直後、日本は7mtとコンゴの退場を得、4点差に。しかし2分間のチャンス
を生かせず一進一退が続く。残り5分には29−25としからくも逃げ切る形で初勝利をものにした。後半のディフェンス
は壁を破られることが多く、コンゴの9番と13番の2人に11点とられるなど、今後に課題を残した。
個人得点:
佐々木:7点、岩崎:5点、三田・秋山:4点、田村:3点、北原:2点、永田・深田・江藤・星野・河野:1点
予選リーグCグループ2戦目
日本 22 ( 9-16, 13-17) 33 フランス
2敗 2勝スコアシート 戦評:
前半、田村のサイドシュートで先制、その後永田、佐々木のミドルで11分には6対3とリード。GK水落の
再三のセーブもあり、20分までは8対7とリードを保つ。課題であったディフェンスがよく動き、フランスのミス
を連発させたことが大きい。メンバーチェンジも早めの対応で体力の消耗を防ぐが21分から26分にかけ、
オフェンスミスなどからフランスに走られ7連打を浴びる。調子のいいディフェンスが高くなりすぎた面もあり
一機に7点差をつけられ前半終了。
後半、日本のディフェンスに慣れたフランスは縦の突破を中心に圧力をかける。2段、3段と縦にくるオフェンス
に撥ね跳ばされる形で得点される。一方日本は6−0でピストンの激しいフランスディフェンスに手を焼き10分には
11対25とあけられる。その後日本はメンバーを入れ替えながら1対1でフランスディフェンスを退場に追い込み、
対等に戦えたが22対33でブザー。1試合を通じて好調だったGK水落とミスを誘う動きのあるディフェンスにもっと
もっと磨きをかけ、可能性を広げていきたい。
個人得点:
佐々木:10点、田村:4点、岩崎・河野:2点、永田・江藤・シン・三田:1点
予選リーグCグループ1戦目
日本 19 (10-20, 9-17) 37 ハンガリー
1敗 1勝スコアシート 戦評:
立ち上がりハンガリーの強烈な1対1からのシュートを連発で浴びディフェンスが目を覚ます。日本は深田・佐々木
のミドルが決まり、ついていく。しかしながら相手の体重をかけたオフェンスに押し込まれる形が多く、徐々に点差が
開く。4対9となった13分にタイムアウトを取り、ディフェンスの確認をしディフェンスからの速攻が出だす。ハンドリング
のミスがなければ追いつく勢いであったが徐々に離され、前半を10対20で折り返す。
後半は両チーム退場者を出した状態でスタート。三田、深田、岩崎のカットインや速攻で勢いをつけ、ディフェンスも
本来の6−0オープンの形が機能し始める。10分は互角のゲームになるが、その後は徐々にあけられていく。
課題をディフェンスに絞り、反省と修正をし、明日のフランス戦に臨みたい。
個人得点:
佐々木:6点、深田・岩ア・三田・田村:3点、岩渕:1点
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