昨年国際ハンドボール連盟(IHF)が募集した第6回‘フォト・オブ・ザ・イヤー’コンテストの結果が
この度発表され、アジアが初の1位となった。受賞者は日本の佐々木直人氏で、2001年秋田ワールドゲーム
ズ・ビーチハンドボール大会でのダイナミックな1シーンを永久記録にとどめることになった。日本のメデ
ィア界も、新聞のトップページ全面を飾れるようなスナップショットに強い印象を抱いている。
2001年度応募写真を見たIHFの審査員たちも、このダイナミズムには魅力があると全員一致で佐々木氏の
写真を選んだ。現在世界中で行われているこのトレンディなスポーツ、ビーチハンドボールにさらにもっと
衆目を集めたいという願いは確かに審査員たちに影響があったようだ。優勝者の選択を行った審査員には
IHF専務理事レイモンド・ハーン氏、AIPS(国際スポーツ報道協会)特別委員会専務理事ヨーケン・ライ
ンハルト氏も含まれている。
優勝者佐々木氏には受賞の連絡と共に賞金として5千スイスフランが贈られる。
過去の受賞者は1992年ゲルハルト・ウール(ドイツ)、1996年カースティン・ヨンソン(オーストリア)、
1998年サンドル・コドルチ(ハンガリー)、1999年ビョルン・ラングセム(ノルウェー)、2000年ビョルン・
モェ(ノルウェー)。
写真は全て8月発行の『ワールドハンドボールマガジン』2002年第2号に発表される。
国際ハンドボール連盟は2002年度もフォト・オブ・ザ・イヤーを募集する。コンテスト参加条件は『ワール
ドハンドボールマガジン』2002年第3号とプレスリリースで発表される。
(訳者注: 佐々木直人氏は秋田魁スポーツ新聞社カメラマン)